こんにちは。
クレジットカードの特典を活かしながら、“ちょっと背伸びのホテル旅”を楽しんでいる、もっちです。
今回ご紹介するのは、マレーシア・クアラルンプールの中心地、ブキッ・ビンタンにある
「ウェスティン・クアラルンプール」。
大通りに面した便利な立地で、観光にもショッピングにもとにかくアクセス良好。
それでいて、ホテルの中に一歩入れば、ゆったりとした時間が流れる“都会の中の快適空間”が広がっていました。
クラブラウンジでのカジュアルな夕食、1階レストラン「Finch KL」でのコスパ最強ランチ、
そして気になる宿泊費のリアルな明細まで、実体験ベースでお届けします。
【この記事を読むとこんなことがわかります】
- ウェスティン・クアラルンプールのアパートメントの実際の様子
- クラブラウンジ(朝食・アフタヌーンティー・夕食)の雰囲気や混雑状況
- 3泊した場合のリアルな宿泊費明細と円換算
- マリオットボンヴォイの上級会員特典(プラチナエリート以上)がどのくらいお得だったのか
- ホテル1階「Finch KL」でのおすすめランチ体験
- 「海外感を求める人にはどうか?」という正直な感想
「価格を抑えながらも快適に過ごしたい」
「マリオットボンヴォイの上級会員特典(プラチナエリート以上)って本当に使えるの?」
そんな疑問を持つ方に向けて、実際の体験をもとにしたリアルなレビューをお届けします。
それでは、参りましょう。
チェックインでまさかの展開!待った甲斐のあるアパートメントアップグレード

14時半ごろにホテルに到着したのですが、「お部屋の準備がまだです」と言われ、ラウンジでしばらく待機。
ところが16時になっても呼ばれず、マリオットのアプリを確認すると――
なんと、予約していた部屋が「80㎡のアパートメント」に変更されている!

まさかの80㎡アパートメント!まさかのアップグレードでテンション爆上がりでした。2時間待ったけど、それ以上の価値がありましたね。
宿泊概要
- 宿泊日:2025年4月12日~15日(3泊)
- 客室タイプ:キング1台, ゲストルーム(42㎡) → キング1台, クラブラウンジへのアクセス, 1ベッドルームアパートメント(80㎡)にアップグレード(部屋番号613)
- 会員ステータス:マリオットボンヴォイ プラチナエリート
- 特記事項:ウェルカムギフトとして「1000ポイント」を選択
- 3階クラブラウンジ利用可(終日ドリンク・軽食、カクテルタイムあり)
ホテル基本情報(The Westin Kuala Lumpur)
項目 | 内容 |
---|---|
ホテル名 | ザ・ウェスティン クアラルンプール(The Westin Kuala Lumpur) |
所在地 | 199, Jalan Bukit Bintang, 55100 Kuala Lumpur, Malaysia |
開業年/築年数 | 2003年開業(※2025年時点で築22年) |
チェックイン/チェックアウト | チェックイン 15:00 / チェックアウト 12:00 |
客室数 | 約443室(スタンダード~スイートまで) |
特徴 | ブキッビンタン中心、クラブラウンジあり、アパートメントも併設 |
アクセス | パビリオンモール徒歩2分、KLモノレールBukit Bintang駅から徒歩約5分 |



開業は2003年と少し前ですが、内装はよくメンテナンスされていて清潔感あり。場所はブキッ・ビンタンの中心なので、観光にもショッピングにも便利でした。
いざ、アパートメントルームへ!圧巻の広さと快適性
お部屋の鍵を受け取り、いよいよアパートメントルームへ。
今回アサインされたのは、なんと80㎡のアパートメント。
チェックイン時にマリオットアプリで確認したときに気づいたサプライズアップグレードでした。
アパートメント棟は少し場所がわかりづらいのですが、専用エントランスからアクセスする構造になっており、ホテル棟とは異なる落ち着いた雰囲気があります。
まるで“高級賃貸”のような私的な入り口を抜けて、エレベーターで上階へと上がる形です。
また、クラブラウンジの奥からも直接アクセスできるルートが用意されており、ラウンジ利用時などはこちらを使うと便利でした。
お部屋に入った瞬間、思わず「広っ!」と声が出るほどの解放感。
- 広々としたリビングスペース
- ワークデスク付きの書斎エリア
- クローズドタイプのベッドルーム
- フルキッチン(電子レンジ・冷蔵庫・食器付き)
- メイクアップルームや独立型のシャワー&バスタブ
とにかく、ひとつの「住まい」として機能するレベルの設備がそろっていて驚きました。



これまで色々なアップグレードを受けてきましたが、今回の“80㎡のアパートメントルーム”は間違いなく過去最高。広すぎて持て余すレベルでしたが(笑)、快適さは抜群でした。
なお、窓の向きは「パビリオン側」。
リッツカールトン側とは反対になりますが、視界が開けていて、昼間はむしろこちらの方が正解だったかもと思えるほどの眺望でした。
ただし、夜になるとバイクの走行音などが気になるのは正直なところ。交通量の多い通りに面しているため、ある程度は仕方がないかもしれません。
その点、リッツカールトン側の部屋であれば、もう少し静かに過ごせたのかなとも思いました。
【実体験ベース】ウェスティン・クアラルンプールで受けたマリオットボンヴォイの上級会員特典(プラチナエリート以上)一覧
マリオットボンヴォイの上級会員(プラチナエリート)は、年間50泊以上で到達する上級ステータス。
ウェスティン・クアラルンプールでも、その特典の恩恵をしっかり受けることができました。
以下が、私が今回の滞在で実際に享受したマリオットボンヴォイの上級会員特典(プラチナエリート)です。
特典内容 | 内容・補足 |
---|---|
お部屋のアップグレード | スタンダード予約 → 80㎡のアパートメントに無料アップグレード!人生最大級のアップグレードでした |
クラブラウンジの利用 | ラウンジにアクセス可能。 朝食・アフタヌーンティー・イブニングカクテル(17:30〜20:30)が楽しめる |
ウェルカムギフト | チェックイン時に朝食無料を選択 |
朝食無料(2名まで) | メインレストラン or クラブラウンジを選択可能。種類豊富なビュッフェを無料で利用 |
レイトチェックアウト | 最大16時まで対応可能(今回は希望せず) |
専用チェックイン対応 | ラウンジにてスムーズにチェックイン。 |
無料高速Wi-Fi | 私が宿泊した際は、ホテル全体で設備更新中のため一部不安定。 |
アップグレードだけで1泊約1万円以上の差がありました。
正直、これだけでも“プラチナ取っててよかった〜”と思える体験です
もし自腹なら?アップグレードされた部屋のお値段を比較してみた




今回宿泊できたのは、なんと80㎡のアパートメント。
マリオットボンヴォイの上級会員特典(プラチナエリート以上)による無料アップグレードでした。
「もしこれを普通に予約していたら、いくらだったのか?」
気になって、マリオット公式サイトで直近半年間の最安値日を調べてみたところ、以下のような結果に。
部屋タイプ | 平均料金(MYR) | 合計(MYR) | 円換算(33円/1MYR) | メモ |
---|---|---|---|---|
キング1台, ゲストルーム(42㎡) | 574 MYR | 約1,723 MYR | 約56,859円 | 予約時のスタンダードルーム |
キング1台, クラブラウンジへのアクセス, 1ベッドルームアパートメント(80㎡) | 882 MYR | 約2,647 MYR | 約87,351円 | 実際にアップグレードされたアパートメント |
つまり、1泊あたり約1万円以上の価格差。
このお部屋に無料で泊まれたと思うと、マリオットボンヴォイの上級会員特典(プラチナエリート以上)がどれほど価値のあるものかがよくわかります。



レートにもよりますが、今回は約87,000円の部屋に泊まれたと思うと、本当にありがたいです。こういう時こそ、ステータスの恩恵を感じますね
💳 Marriott Bonvoyアメックスをもっと詳しく知りたい方へ
上質なホテルに無料アップグレードされたり、朝食が無料になったり、私の旅が大きく変わったのは、この1枚を持った瞬間からでした。
旅行が好きな方には、本気でおすすめできる1枚です。
実際に使ってきたからこそ言えるのですが、「持ってないのはもったいない」と思えるほど、旅の質が変わります。
クラブラウンジの雰囲気は?正直ちょっと期待外れ






クラブラウンジの営業時間と提供内容(ウェスティン・クアラルンプール)
時間帯 | 提供内容 | 備考 |
---|---|---|
6:00〜10:30 | 朝食 | ビュッフェ形式。卵料理、サラダ、パンなど充実 |
12:00〜16:30 | アフタヌーンスナック | クッキー、スコーン、サンドイッチなどの軽食 |
17:30〜20:30 | イブニングカクテル | ホットミール、サラダ、チーズ、スイーツ、アルコール各種(※12歳以下は19:00まで) |
終日(6:00〜22:00) | ソフトドリンク類のセルフサービス | コーヒー、紅茶、ジュース、炭酸飲料など |
クラブラウンジというと、静かで落ち着いた空間を想像する方も多いと思いますが、ウェスティン・クアラルンプールのラウンジはややカジュアルな印象。
実際に利用してみて感じたのは、特別感や高級感はあまりなく、雰囲気はファミリーレストランのような賑やかさでした。
夕方のカクテルタイムは混雑気味で、座席の確保に少し気を使う場面もありました。
静かに過ごしたい方や、特別な時間を演出したい方にとっては、物足りなさを感じるかもしれません。
宿泊者には日本人の方も多く、海外に来ているという非日常感はあまり感じられませんでした。
「異国の雰囲気を味わいたい」という方にとってはやや拍子抜けする可能性も。
テラス席は意外な穴場
ラウンジ内にはテラス席もあり、外の風を感じながらドリンクを楽しむことができます。



実際に私はラウンジ内が少し混み合っていたため、外のテラスで夕食をいただきましたが、南国らしい風が吹き抜ける中での食事は、ちょっとしたリゾート気分を味わえました。おススメです。
ターンダウン後のおもてなしに感動。ウェルカムギフトと心遣い
ラウンジでの夕食を終えて部屋に戻ると、すでにターンダウンサービスが施されており、カーテンは閉じられ、照明も落ち着いた明るさに。
ベッドもきれいに整えられ、心地よい空間に切り替わっていました。
テーブルの上には、ウェルカムギフトとして「OAT COOLIES(オートクッキー)」と昆布茶「Uniiq」がそっと置かれており、メッセージカードまで添えられていて、旅の疲れが一気に癒されるような気持ちに。


そして、もうひとつ特筆すべきは──
あらかじめベッドに毛布が用意されていたこと。



実はこれ、個人的にとても嬉しかったポイントです。
マレーシアのホテルはどこもエアコンがしっかり効いていて、部屋の中が思いのほか寒いことが多いのですが、たいていは毛布が必要になってからハウスキーピングにお願いするパターン。
そんな中、最初から毛布をセットしてくれている心遣いは、本当にありがたく感じました。
朝食会場「The Living Room」は広々だけど…混雑注意!






朝食はロビー階にあるメインレストラン「The Living Room」で提供されており、会場はとても広く、席数も豊富です。ブッフェ台の周辺にも十分なスペースが確保されているため、動線のストレスは少なめ。
人気ホテルだけあって朝のピークタイムはかなり混み合います。特に8時〜9時頃は宿泊客が集中するため、落ち着いて食事を楽しみたい方は早めの時間帯(6時半〜7時台)を狙うのがおすすめです。
朝食の内容は?
- 焼きたてパンやデニッシュ各種
- サラダ、チーズ、フルーツバー
- 卵料理はエッグステーションでオーダー可(目玉焼きやオムレツ)
- ローカル料理(ナシレマ、カレー、炒飯など)
- 麺類のライブヌードルコーナーもあり
- 日本人にもなじみやすい味付けが多く、胃にやさしい朝食内容



特別派手さがあるわけではないものの、ラインナップのバランスがよく、万人受けする構成だと感じました。
路面階にある「Finch KL」で満足度の高いランチを体験!








ホテル1階の通り沿いにあるレストラン「Finch KL」でランチをいただきましたが、これが大正解でした。
店内は植物に囲まれたボタニカルな空間で、ちょっとしたリゾート気分。エントランスもおしゃれで、ホテル利用者でなくても立ち寄りたくなる雰囲気です。
そして何より驚いたのが、料理のクオリティと値段のバランス。
今回いただいたランチセットはなんと33.65リンギット(約1,100円)。この立地・この雰囲気でこの価格は、正直かなりコスパが良いと感じました。
私が注文したアラビアータも、日本のイタリアンに引けを取らないクオリティで、アジア系のクセが一切なく、東京のカフェで食べているような安心の味。味付けも濃すぎず、最後まで美味しくいただけました。



静かで落ち着いた雰囲気の中、しっかり美味しいランチをリーズナブルに楽しめて大満足。ラウンジ飯にちょっと飽きたら、ここは本当におすすめです
観光やショッピングの合間のランチにはもちろん、ブランチにもぴったりの穴場レストラン。
「ホテル内レストラン=高い」のイメージを良い意味で裏切ってくれる存在です。
実際にかかった宿泊費は?【3泊の明細と円換算】
今回のウェスティン・クアラルンプール滞在は3泊。
アップグレードもありましたが、実際にかかった費用は以下の通りでした。
日付 | 内容 | 金額(MYR) | 円換算(33円) |
---|---|---|---|
4月12日 | 宿泊費 | 392.00 | 約12,936円 |
サービス税(8%) | 31.36 | 約1,035円 | |
観光税 | 10.00 | 約330円 | |
4月13日 | 宿泊費 | 400.00 | 約13,200円 |
サービス税(8%) | 32.00 | 約1,056円 | |
観光税 | 10.00 | 約330円 | |
4月14日 | 宿泊費 | 416.00 | 約13,728円 |
サービス税(8%) | 33.28 | 約1,098円 | |
観光税 | 10.00 | 約330円 | |
4月14日 | Ferria KL(飲食) | 33.65 | 約1,110円 |
合計 | 全費用 | 1,368.29 | 約45,153円 |



1泊あたり約15,000円ちょっとで、80㎡のアパートメントに泊まれて、ラウンジアクセスも朝食もついてこの価格…これは破格です!
まとめ:コスパ重視のマリオットステイならウェスティンKLは“あり”
今回のウェスティン・クアラルンプール滞在は、マリオットボンヴォイの上級会員特典(プラチナエリート以上)を最大限に活かせた滞在となりました。
アップグレードで80㎡のアパートメントに泊まれたり、1泊1.5万円前後とは思えない満足度でした。
とはいえ、全体的に「価格重視でサービスとのバランスを取っているホテル」という印象もあり、以下のような点が特徴的です。
✅ 良かったところ
- マリオットボンヴォイの上級会員特典(プラチナエリート以上)によるアップグレード率が高い
- クラブラウンジの夕食提供時間が長め(17:30〜20:30)
- ベッドに毛布付きで睡眠の快適度が高い
- 味付けが日本人向けでやさしい
- ランチで利用した「Finch KL」が安くて美味しい
- 価格がリーズナブル(3泊で約45,000円)
⚠️ 気になったところ
- ラウンジや朝食会場の混雑がやや多め
- Wi-Fiが一部不安定(設備更新工事中)
- 日本人ゲストが多く「海外感」は薄め
- 部屋の向きによっては夜の騒音が気になる
【こんな人におすすめ】
- マリオットの上級会員特典を最大限活かしたい人
- 価格重視で広めの部屋・快適な滞在を求める人
- ブキッビンタン中心部に滞在しながらコスパも重視したい人
- ラウンジアクセス付きのホテルにリーズナブルに泊まりたい人
💳 Marriott Bonvoyアメックスをもっと詳しく知りたい方へ
上質なホテルに無料アップグレードされたり、朝食が無料になったり、私の旅が大きく変わったのは、この1枚を持った瞬間からでした。
旅行が好きな方には、本気でおすすめできる1枚です。
実際に使ってきたからこそ言えるのですが、「持ってないのはもったいない」と思えるほど、旅の質が変わります。
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