こんにちは。
クレジットカードの特典を活かしながら、“ちょっと背伸びのホテル旅”を楽しんでいる、もっちです。
「セントレジスに泊まる=高級ホテルで優雅に過ごす」――
でも、その体験は“部屋”だけでは終わりません。
この記事では、実際に3日間滞在した私が、館内レストラン・バーで体験した全フード&ドリンクを写真&価格付きで詳細レポートします。
「朝食ってどんな感じ?」
「バーの雰囲気は?」
「ランチの価格は?」
「アフタヌーンティーは本当に価値ある?」
そんな疑問をすべて解消します。
特に今回は、映画『クレイジー・リッチ!』のロケ地となったAstor Bar(アストロバー)や、開業9周年記念パーティーの様子、
そしてラグジュアリーな午後のひとときを過ごしたThe Drawing Roomのアフタヌーンティーなど、
セントレジスでしか体験できない“非日常”の魅力を存分にお届け。
【この記事を読むとこんなことがわかります】
- 朝食ビュッフェのシグネチャー料理と味・価格・満足度
- Astor Barの雰囲気・ロケ地・全モクテルの評価と金額
- プールサイドレストラン「Crystal」のランチ実食&価格情報
- アフタヌーンティーの構成、紅茶の種類、斬新すぎる演出内容
- 実際に支払った金額と、得られた“価値”のバランス
本記事では、すべての料理・ドリンクに“価格(円換算)”と“リアルな星評価”をつけてご紹介しています。

予算を立てる上でも、メニューを選ぶ上でも、きっと役立つと思いますので、参考になれば嬉しいです。
それでは、参りましょう。
朝食ビュッフェ「The Brasserie」|一日の始まりを特別にする空間


滞在中、毎朝足を運んだのが、ホテル2階にある朝食レストラン「The Brasserie(ブラッスリー)」。
朝食は6時半からスタートしますが、私はほぼ開場と同時のタイミングで訪れました。



「6席だけ設けられたソファー席にどうしても座りたかった」というのが理由ですね。




実際、到着した時点ですでに先客が2組でソファー席に座れました。
まだ静かで空間全体に朝の澄んだ空気が流れており、
天井高10メートルを超え?の開放的な空間に差し込む自然光がとても気持ちよかったのを覚えています。
席に案内されると、まず目に飛び込んでくるのは、メニュー表に掲載された“シグネチャー料理”のラインナップ。
その場でオーダーして作ってもらえる一皿は、まさにホテル朝食ならではの特別感があります。
シグネチャー料理を全制覇してみました




The Brasserieでは、ビュッフェとは別に注文式の“シグネチャー料理”が数種類用意されており、何品でも無料でオーダー可能。
せっかくの機会なので、私は3日間かけて全メニューを制覇してみました。



どの料理も盛りつけから美しく、五感で楽しめる“朝のごちそう”といった印象です。
以下、一品ずつご紹介します。
1. Poached Eggs with Garlic Crème
ガーリッククリームのポーチドエッグ ショロンソース添え
(スパイスで味付けした牛ひき肉、ショロンソース(トマト入りベアルネーズソース)、サワードウトースト添え)


スパイス香る牛ひき肉に、トマト風味のベアルネーズソースを合わせたクラシカルな一皿。
カリッと焼かれたサワードウトーストとともに提供され、見た目以上にボリュームがあります。
2. Truffle & Mushrooms
トリュフ&マッシュルーム(茶碗蒸し風エッグ添え)


クリーミーな茶碗蒸し風の卵の上に、香り高いトリュフとソテーされたマッシュルームがのった一皿。
口に運ぶとふわっと広がるトリュフの香りが印象的で、洋のようでどこか和のような、セントレジスらしいアレンジです。
3. Braised Duck with Egg Cheese Toastie
鴨の煮込みとチェダーチーズのトースト、目玉焼き添え


半熟のサニーサイドエッグ、ホロホロに煮込まれたダックレッグ、チェダーチーズ入りのトースト、
そして鮮やかなチェリーピューレの組み合わせが見た目にも華やかな一皿。
朝食にしてはボリューム満点で、しっかり食べたい人にもおすすめです。
4. Canadian Lobster with Eggs
カナダ産ロブスターのスクランブルエッグ ブリオッシュ添え


ふわふわのスクランブルエッグとカナダ産ロブスターを、ブリオッシュパンと一緒にサーブ。
ロブスターはやや控えめながら、全体として優しい味わい。
サラダリーフの「Boom Grow」ブランドが添えられており、彩りも華やかです。
5. Steamed Sui Gao
スイガオ(ニョニャ風スパイシーソースとガーリックチリオイルの蒸し餃子)


ニョニャ料理らしいスパイシーなアッサムソースと、ガーリックチリオイルでいただく蒸し餃子。
日本の点心とも違う独特な辛さと酸味があり、アジア感のある味わいがクセになる一品。
“朝から餃子!?”と驚きながらも、意外にぺろりと食べてしまいました。
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上質なホテルに無料アップグレードされたり、朝食が無料になったり、私の旅が大きく変わったのは、この1枚を持った瞬間からでした。
旅行が好きな方には、本気でおすすめできる1枚です。
実際に使ってきたからこそ言えるのですが、「持ってないのはもったいない」と思えるほど、旅の質が変わります。
Astor Bar|映画と現実が交差する、記憶に残る夜の体験




セントレジス・クアラルンプール滞在中、毎晩通ったのが、
映画『クレイジー・リッチ!』のロケ地として知られる「Astor Bar」。



格式ある空間と演出、そしてちょうど滞在時に重なったホテル開業9周年イベントによって、
ここでの体験はまさに旅のハイライトとなりました。
クレイジー・リッチの世界を、現地で“再現”してみた




Astor Barの奥には、映画にも登場した特別なワインセラー風の個室スペースがあります。
私たちが「クレイジー・リッチのファンで、あのシーンを再現したい」とお願いしたところ、
ワインセラーの全照明を点灯しての撮影を快く許可してくださりました。
まるで映画の世界に入り込んだかのようなひととき。
その場面を“再現撮影”できたことは、ファンとして一生の思い出になりました。
セントレジス開業9周年の記念期間に偶然居合わせるという幸運


滞在中は、ちょうどホテルが開業9周年を迎える記念週間。
私は3日間ともAstor Barを訪れましたが、5月2日の記念日当日だけは特別な演出が加えられていました。
- 入口にはレッドカーペットが敷かれ、ゲストを華やかにお出迎え
- バンドによる生演奏が行われ、バー全体に心地よいジャズの音色が響く空間
まさに“記念日”にふさわしい、華やかで非日常な夜でした。
モクテル全制覇!9周年記念キャンペーンに参加




5月2日は記念イベントとして、Instagramに投稿するとモクテル1杯無料のキャンペーンを実施。



私はこの機会に、3日間かけて全4種類のオリジナルモクテルを制覇しました。
「Virgin Asam Boi Mary」40リンギット(約1,240円)


トマトジュースにカラマンシー・チリ・タバスコ、そして上にはミートボールのような具材。
正直、好みは分かれますが、“話題として楽しむ系”のモクテルです。
「Thai Collins」35リンギット(約1,085円)


レモングラスとカフィアライムの香る爽やかなハーバルレモネード。飲みやすさNo.1。
「Berrylicious」35リンギット(約1,085円)(写真左)


いちご・ブルーベリー・クランベリーが華やかに香るベリー系モクテル。万人受け◎。
「Peach Passionate」35リンギット(約1,085円)(写真右)
ピーチとパッションフルーツのトロピカルな一杯。甘めでデザート代わりにも。
サービスの質まで含めて記憶に残る場所


Astor Barは、ラグジュアリーな空間演出やドリンクだけでなく、細やかなサービスの質の高さにも感動しました。
特に嬉しかったのが、最初に出てきたお通し。
コーヒー風味のナッツとオリーブの盛り合わせで、これがとにかく美味しい。



お酒を飲まない私でも、これだけでゆっくり過ごせるくらい満足感がありました。
Astor Barで味わった“夜の軽食”たち|ラグジュアリーバーでディナー代わりに
滞在中、Astor Barではドリンクだけでなく食事もしっかり楽しみました。
特にフードメニューがバー飯とは思えない本格派揃いで、どれも「夜ご飯」として大満足できるクオリティ。
「The Astor Burger」168RM(約5,200円)


ブラックアンガスビーフにトリュフ風味のショートリブ、熟成コンテチーズとスモークトマトチャツネ。
ふわふわの手作りブリオッシュバンズで仕上げた、贅沢の極みとも言えるハンバーガー。



見た目は上品ながら、食べごたえはしっかりで「軽く夜食」ではなく「きちんとしたディナー」として成立する一皿です。
「Wagyu Beef Steak Sandwich」138RM(約4,280円)


和牛ステーキを贅沢に使用し、オニオンジャムとトリュフドレッシングが深みを演出。



食材の組み合わせが絶妙で、ステーキ好きにはたまらない一品。
「King Prawn Roll」138RM(約4,280円)


パン粉をまとったキングプローンに、キムチマヨネーズのアクセント。
食感も味も楽しく、見た目にも映えるメニューです。



どのメニューもフレンチフライ付き。
軽食のつもりで頼んでも、お腹も心も満たしてくれるボリュームでした。
タバコを吸わない方へ|Astor Barの快適な過ごし方
Astor Barは全席喫煙可能となっており、タバコの煙が苦手な私にとっては少しだけ工夫が必要でした。
おすすめなのは、オープン直後の17時に訪れること。
この時間帯はまだ人も少なく、喫煙される方も少ないため、静かで香りもクリアな空間を楽しむことができます。
18時以降になると徐々に人が増え、タバコを吸う方も多くなってくるため、「煙が気になったら引き上げる」くらいの時間設計がちょうどいいと感じました。
映画の中の世界、記念日の特別感、ホテルのもてなし
Astor Barで過ごした3日間は、ただモクテルを飲むだけではない“体験型ラグジュアリー”の極みでした。
- 映画のワンシーンのような内装
- スタッフの温かな協力
- ドリンク1杯に込められた記憶
- レッドカーペットが迎える記念日の夜



この時間は、ただの「滞在」ではなく「旅のハイライト」そのものだったと心から思います。
プールサイド「Crystal」|ランチもイベントも楽しめる、セントレジスならではの開放空間


セントレジス・クアラルンプール6階にあるプールサイドレストラン「Crystal(クリスタル)」。
インフィニティプールを眺めながら、ゆるやかな時間が流れるこの場所は、
軽いランチからホテルイベントまで幅広く楽しめる“リゾート感あふれる憩いの空間”です。
ランチタイムに楽しんだ2品とノンアルコールドリンク
午後の予定に向けて、Crystalでゆったりランチをとることに。
注文したのはこちらの2品。
Spaghetti Pomodoro(68RM/約2,110円)


ベジ仕様のポモドーロパスタ。トマトとバジルの爽やかさが印象的で、本当に美味しい。
Loaded Bowl(78RM/約2,420円)


ポテトスキンの上にクリスピーチキン+チーズソース+マヨネーズ。ジャンクなのに上品という不思議な満足感。



マヨネーズが多すぎたのが残念なポイント。そういうのが好きな人にはバッチリですね。
一緒に頼んだドリンクは、どちらもノンアルコールの「Zero Proof Cooler」からこちらの2種。


Bentong Honey Ginger Spritz(35RM/約1,085円)(写真左)
地元産のジンジャーシロップが効いた、大人のスパイシー系。気分転換にぴったりの一杯でした。
Smooth Passion(35RM/約1,085円)(写真右)
パッションフルーツ×ストロベリー×レモンジュース×ジンジャーエール。南国感たっぷりで飲みやすい!
そして夜は、9周年記念の特別パーティーへ


ランチを楽しんでいた際、Crystalのスタッフの方から声をかけていただきました。
「今夜19時から、セントレジス・クアラルンプールの開業9周年記念パーティーがありますよ」とのこと。
しかも、開催場所はここ「Crystal」。
参加費は1名あたり98リンギット(約3,040円)で、
軽食やワイン・シャンパンなどが提供される特別な立食イベントとのご案内でした。
「これはきっと良い思い出になる」と思い、その場で参加を即決。
19時の少し前に向かうと、プール横の導線にはライトアップが施され、イベント感たっぷりの演出が。
会場に着くと、スタンディング形式のテーブルが用意されており、シャンパン片手に楽しむスタイル。
空間全体がやわらかな照明に包まれ、とてもおしゃれな雰囲気でした。
参加者は約30名|アットホームかつ上質な時間
パーティーには30名ほどのゲストが集まり、各国からの滞在者が入り混じる国際色豊かな集まりに。
お互い言葉は違えど、同じホテルを愛する者同士という不思議な一体感がありました。



印象的だったのは、シャンパンを“サーベルで開ける”パフォーマンス。
ホテルスタッフが颯爽と披露してくれて、周囲からは拍手と歓声があがっていました。
軽食とドリンクを楽しみながら過ごす、ホテルステイの“ご褒美時間”
お酒を飲めない私にはジュースを用意してくださる心遣いもあり、
ドリンクを片手に用意されていた軽食をつまみながら、ゆったりと夜のひとときを堪能。


派手すぎず、それでいて特別感のある演出。
この日たまたま滞在していたこと自体がラッキーだったなと、心から感じるイベントでした。
この体験、9ヵ月前の私には想像もできませんでした
今回ご紹介したセントレジス・クアラルンプールでの滞在は、
「こんな時間の過ごし方ができるんだ」と価値観をひっくり返される体験の連続でした。
正直、9ヵ月前の自分が、ラグジュアリーホテルでスイートルームに泊まり、
ホテル内のレストランをこんなに満喫するなんて想像もしていませんでした。
でも、Marriott Bonvoyカードをきっかけに旅の幅がぐっと広がって、
「ただ泊まるだけのホテル」から、「旅の主役になるホテル」へと、意識が変わった気がします。



正直に言うと、最初は私も「自分には縁がない世界」だと思っていました。
でも一歩踏み出してみたら、そこには想像以上の体験と、今まで知らなかった心地よさが待っていました。
「いつかはラグジュアリーホテルに泊まってみたい」と少しでも思っているなら、それはもう、始めていいタイミングなのかもしれません。
旅のスタイルを変えるのに、大きな準備や覚悟はいりません。
ほんの少し、選ぶカードを変えてみるだけで、見える景色が変わることもあるのです。
💳 Marriott Bonvoyアメックスをもっと詳しく知りたい方へ
上質なホテルに無料アップグレードされたり、朝食が無料になったり、私の旅が大きく変わったのは、この1枚を持った瞬間からでした。
旅行が好きな方には、本気でおすすめできる1枚です。
実際に使ってきたからこそ言えるのですが、「持ってないのはもったいない」と思えるほど、旅の質が変わります。
芸術「The Drawing Room」のアフタヌーンティー体験
だいぶ長い記事になってしまいましたので、
旅の締めくくりを飾った「The Drawing Room」のアフタヌーンティー体験と、
特別に見学させていただいた「ジョン・ジェイコブ・アスター・スイート」の全貌は別の記事でご紹介します。
特別スイート「ジョン・ジェイコブ・アスター・スイート」の見学や、
これまでの“美味しい”と“楽しい”を超えた、芸術と感性で魅せるアフタヌーンティー体験など、
“ラグジュアリーの極み”ともいえる滞在の締めくくりをお届けします。



どうぞこちらからご覧ください。


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