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クアラルンプールのコスパ良ホテル|シェラトン・インペリアル宿泊とマンダラスパ体験記

こんにちは。
クレジットカードの特典を活かしながら、“ちょっと背伸びのホテル旅”を楽しんでいる、もっちです。

今回ご紹介するのは、マレーシア・クアラルンプールにある「シェラトン・インペリアル・クアラルンプール」

最初は「ちょっと古いのかな?」という印象もありましたが、
滞在中に起きたいくつかの出来事を通じて、ホテルの見え方がぐっと変わりました。

  • 偶然出会ったホテルの総支配人との心温まるやり取り、
  • 朝食会場で出会った絶品のサンバルカレー、
  • 旅の疲れを癒してくれたマンダラスパの極上マッサージ、
  • そして夜は静かなバー「PRIME」で自分だけの時間を過ごす——

ハード面だけでは語りきれない、「ホテルでの時間そのものが心地よい」と感じられた滞在でした。

【この記事を読むとこんなことがわかります】

  • シェラトン・インペリアル・クアラルンプールのリアルな宿泊体験
  • ジェネラルマネージャーとの出会いと、心に残る接客
  • 朝食ビュッフェ会場「Essence」の魅力とサンバルカレーの感想
  • マンダラスパの施術内容・料金・満足度
  • クラブラウンジとバー「PRIME」の違いと、過ごし方のおすすめ
  • プラチナエリート特典の実際の使われ方と感じたこと
  • 滞在中に判断したホテル予約変更と選び方の工夫

これらを、実際に体験した滞在を通じて、リアルな目線でお届けします。

「シェラトン・インペリアルが実際どんなホテルなのか気になっている」
「クラブラウンジやプラチナ特典の実際の内容を知りたい」
「マンダラスパの雰囲気や、ホテル内での静かな過ごし方を探している」

そんな方にとって、ホテル選びや滞在スタイルのヒントになるような情報をまとめています
この記事が、あなたの次の旅を少し豊かにするお手伝いになれば嬉しいです。

それでは、参りましょう。

目次

ホテル基本情報

項目内容
ホテル名シェラトン・インペリアル・クアラルンプールSheraton Imperial Kuala Lumpur Hotel
所在地Jalan Sultan Ismail, 50250 Kuala Lumpur, Malaysia
開業年1997年開業(2018年に大規模リノベーション実施)
チェックイン/チェックアウトチェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
※プラチナ会員以上は最大16:00までレイトチェックアウト可能(空室状況による)
客室数約385室(スイート含む)
特徴・ヨーロピアン調の重厚な内装・クラブラウンジ、スパ、屋外プール完備・リノベーションにより快適性が向上
アクセスモノレール「Medan Tuanku駅」から徒歩2分KLセントラル駅から車で約15分パビリオンKLなどの主要モールまでも車で10分圏内

宿泊概要

  • 宿泊日:2025年4月15日〜18日(3泊)
  • 宿泊ホテル:シェラトン・インペリアル・クアラルンプール
  • 客室タイプ:キング1台, タワービュー, ゲストルーム(タワービュー・42㎡)
    → キング1台, シティビュー, クラブラウンジへのアクセス, ゲストルーム(42㎡)に変更
    ※3615号室宿泊
    ※プラチナエリート特典でラウンジアクセスはもともと付与されるため、実質的なアップグレードはなし
  • 会員ステータス:マリオットボンヴォイ プラチナエリート
  • 特記事項:ウェルカムギフトとして「1000ポイント」を選択
  • クラブラウンジ:20階に位置するクラブラウンジを利用可能
     終日コーヒー・紅茶・軽食などが提供されており、17:30〜19:30のカクテルタイムにはアルコールやホットミールも楽しめます
     ラウンジ内からはKLタワーを望むこともできます。

プラチナエリート特典一覧

シェラトンインペリアルクアラルンプールでは、Marriott Bonvoy プラチナエリート特典により、以下のような豪華なサービスを受けることができました。

特典内容
客室アップグレード空室状況に応じて、スイートを含む上位カテゴリへのアップグレード対象※今回は「クラブラウンジアクセス付きゲストルーム」へのアサイン(実質的なアップグレード感は薄め)
クラブラウンジアクセス38階のシェラトンクラブラウンジを滞在中無料で利用可能
※終日ドリンク・軽食、17:00〜20:00はカクテルタイムあり
レイトチェックアウト最大16:00までのレイトチェックアウトが可能(空室状況により)
ウェルカムギフトの選択到着時に以下から選択可能:①1,000ポイント②ローカルギフト(内容は時期による)※今回はポイントを選択
朝食無料種類豊富なビュッフェ朝食が無料で楽しめるのは嬉しいポイント。

実際に感じた「プラチナ特典の価値」

  • 38階のラウンジアクセスは、旅行中の休憩スポットとして便利。
  • 客室アップグレードは「クラブラウンジアクセス付きゲストルーム」だったため、名称上の変更のみで実質的な変化は少なめ
  • クラブラウンジに朝食がない点は、やや残念(※1階の朝食会場「Essence(エッセンス)」は利用可)。
  • ポイント加算・レイトチェックアウトは安心の定番特典。

朝の出会いが旅の印象を変える日

エレベーターでの「日本人あるある」から始まる朝

朝食会場が分からず、エレベーター内で行き先ボタンをあれこれ押していた私に声をかけてくれたのは、
長身でスーツがビシッと決まったダンディな白人男性
「ブレックファースト?」と優しく話しかけてくれて、朝食会場の場所(1階)を教えてくれました。

1階に到着したエレベーターの中でどちらが先に降りるかということで
「お先にどうぞ。」「いえいえ、そちらがどうぞ。」の“譲り合い文化”が発動して、礼儀のキャッチボールを5回繰り広げることに。

結局、彼が先にエレベーターを降りる形になりました。

そのまま一緒に朝食会場まで向かったのですが、彼は歩くスピードもゆっくりで、
私を先に行かせようとする、なんとも丁寧で柔らかい雰囲気の方でした。

そして朝食会場の入り口に到着したとき、
彼が私に向けて、さらりと一言。

「サンバルカレーが絶品だよ。」

穏やかな笑顔とともに教えてくれたその言葉が、なんとも自然で、印象に残りました。

後から知ったのですが、その男性、このホテルのジェネラルマネージャー(総支配人)さんでした。

ホテルのジェネラルマネージャーとは、ホテル全体の運営・サービス・スタッフ管理などあらゆる責任を担う最高責任者
いわば、そのホテルの“顔”とも言える存在です。

そんな方が、自らエレベーターで宿泊客に声をかけてくれて、案内までしてくださったなんて。
この出来事だけで、ホテルの印象が一気に変わってしまうほどの、温かくて印象的な朝になりました。

朝食は「Essence(エッセンス)」で多国籍ビュッフェを満喫

シェラトン・インペリアル・クアラルンプールの朝食会場は、1階にあるオールデイダイニング「Essence(エッセンス)」。
ビュッフェ形式で、マレーシア料理を中心に中華・インド・洋食など多国籍なラインナップが揃っています。

天井が高く、広々とした会場内は開放感があり、席数も多め。
朝の時間帯でも比較的ゆったりと過ごせる印象でした。

実際に食べて美味しかったもの

特に美味しかったのが、ジェネラルマネージャーにもおすすめいただいた「サンバルカレー」。
ほんのり辛くてスパイシー、だけど胃に優しく、体調がすぐれなかった朝にもぴったりの一品でした。
他にも、あたたかいスープ類やインド風のおかず類が豊富で、カレー好きの方にはたまらない内容。

スープは思わずおかわりしてしまったほど、ほっとする味わいでした。

「Essence」の朝食ポイント

項目内容
営業時間6:30〜10:30(毎日)
スタイルビュッフェ形式(洋・中・マレー・インド料理など)
料金目安朝食込みプラン以外は有料(現地払い:約100MYR前後)
雰囲気広々としており、天井高・開放感あり。座席間もゆったり。
予約不要朝食付きプランならそのまま会場に行けばOK。混雑時でも回転早め。

感想

「クラブラウンジでは朝食の提供がない」本ホテルにおいて、
このEssenceでの朝食が実質的な“1日のスタート”を決めてくれます。

ホテルクオリティの接客と空間でいただく朝ごはんは、旅気分をぐっと盛り上げてくれました。

クラブラウンジの「正直な感想」

項目内容
営業時間毎日 10:30〜21:00
チェックイン/アウト10:30〜21:00の間はクラブラウンジにて手続き可能(それ以外はロビー階で対応)
終日提供の内容コーヒー・紅茶・ソフトドリンク・フルーツ・ローカル焼き菓子・クッキー(10:30〜17:00)
カクテルタイム17:00〜20:00アルコール類&シェフ特製ホット&コールド前菜を提供
追加ゲストの料金大人:RM120/日子ども(7〜12歳):RM50/日6歳以下:無料
無料サービス・衣類プレス2点まで無料・靴磨きサービス(リクエスト制)・PC&プリンター利用(空き状況による)
ドレスコードスマートカジュアル※スリッパ・バスローブ・水着・スポーツショーツ不可
子ども同伴について8歳未満のお子様は17:00〜18:30の間のみ入室可(保護者の同伴と監督が必要)
その他の注意事項・ラウンジ内の飲食物は持ち出し不可・外部からの飲食物持込禁止・座席の事前確保は不可(放置物は10分で回収)

実際に利用して感じた「正直な感想」

パンフレットや案内を見れば魅力的な印象のクラブラウンジですが、実際に利用してみて気になった点もいくつかありました。

  • チェックイン対応に丁寧さが感じられなかった
     フロントのスタッフはやや事務的な印象で、歓迎の雰囲気は控えめ。マリオット系列としては少し寂しい対応でした。
  • クラブラウンジのフード内容が非常に軽め
     終日軽食とドリンクはあるものの、夕食代わりにするには物足りない内容。サラダやパン、簡単なホットミールが中心で、3日以上の滞在では飽きがくる可能性があります。
  • カクテルタイムに子どもの入室が可能
     ファミリー層には嬉しい配慮ですが、静かにくつろぎたい方には賑やかに感じます。特に子ども連れの団体がいる時間帯は、落ち着いた時間を過ごすのは非常に難しいかもしれません。
  • ラウンジでの朝食提供がない
     朝食は通常レストラン(Essence)での対応のみ。ラウンジでのんびり朝を過ごしたい方には、少し残念な仕様です。

シェラトンクラブラウンジは、高層階ならではの眺望や、丁寧なサービスが魅力ではありますが、「ラウンジでしっかり食事を取りたい」「静かに落ち着きたい」という方にとっては、全くお勧めできません。

※個人的には、エリート特典で無料で使える分にはありがたいラウンジですが、正直、お金を払ってまで利用するほどの価値があるかというと少し微妙かもしれません。

💳 Marriott Bonvoyアメックスをもっと詳しく知りたい方へ

上質なホテルに無料アップグレードされたり、朝食が無料になったり、私の旅が大きく変わったのは、この1枚を持った瞬間からでした。

旅行が好きな方には、本気でおすすめできる1枚です。
実際に使ってきたからこそ言えるのですが、「持ってないのはもったいない」と思えるほど、旅の質が変わります。

バー「PRIME」で、静けさと大人の時間を楽しむ

クラブラウンジは少しガヤガヤとした雰囲気になりがちですが、
同じホテル内にあるバーラウンジ「PRIME(プライム)」は、
静かで落ち着いた空間がしっかり確保されているのが魅力。

このバーでは、毎晩オンラインミーティングも問題なくこなせたほど、静かで集中しやすい環境でした。

高級感はあるけれど、決して敷居が高すぎず、
お酒を飲まない人でも、カフェ感覚で使える居心地の良さがPRIMEの魅力。

PRIMEのおすすめポイント

  • ラウンジとは対照的な「静けさ」がある
     落ち着いて話せる、作業に集中できるなど、大人が静かに過ごせる貴重な空間です。
  • 席の種類と広さに余裕がある
     カウンター、テーブル、ソファ席と選択肢が豊富で、席と席の間隔が広く、圧迫感がありません
     さらに、天井は5階まで吹き抜けになっており、開放感は抜群です。
  • 飲み物だけの利用もOK
     お酒を飲まなくても気軽に利用できる雰囲気で、スタッフの接客も丁寧かつ程よい距離感。居心地の良さが際立ちます。

マンダラスパ体験記|ホテル内で極上の癒しを

今回の滞在でぜひ訪れたいと思っていた「マンダラスパ(Mandara Spa)」。
こちらは、シェラトン・インペリアル・クアラルンプールの中に併設されているスパ施設で、宿泊者なら移動の手間なく気軽に贅沢なトリートメントが受けられます。

日本ではすでに撤退しており、今や海外でしか体験できない貴重なブランドです。

事前に決めていた1時間50分のコースを予約し、施術開始まで少し時間があったので、宿泊者特典として無料で利用できるスパ内のジャグジーへ。

マレーシアでは一般的ですが、水の色はやや黄みがかっており、日本のような透明度は期待しない方がよいかもしれません。

とはいえ、空いた時間に身体を温めておけるのはありがたいサービスです。

そして始まったのは、1時間50分の贅沢スパコース

  • 花びらを浮かべたフットバス
  • 塩&軽石のスクラブマッサージ
  • 指圧が絶妙なボディマッサージ
  • そして仕上げのフェイシャルケア

しかも驚いたのが、施術ごとに担当スタッフが交代するスタイルだったこと。

フット・ボディ・フェイシャルと、計3名のスタッフが入れ替わりで担当してくださるという贅沢さ。

皆さん、指先がぷるぷると柔らかく、それでいてしっかりとツボを押さえていて、
何度も寝落ちしてしまうほど、心地よさに包まれた時間でした。

これだけ充実したコースにもかかわらず、
ロビーで配布されていた20%OFFクーポンを使えば、料金は388リンギット(約13,000円)

内容・技術・空間、どれを取っても大満足の体験でした。
「今日はとことん癒されたい」「旅先でプロの手に委ねたい」そんな方には、心からおすすめできるスパです。

なお、マンダラスパの施術メニューや料金は、公式サイトでも事前に確認できます
気になる方は、滞在前にチェックしておくと、当日の流れもスムーズになるかと思います。
マンダラスパ(シェラトン・インペリアル・クアラルンプール)公式ページはこちら

実際にかかった宿泊費は?【3泊の明細と円換算】

今回のシェラトン・インペリアル・クアラルンプール滞在で実際にかかった費用をご紹介します。

宿泊は3泊で、合計 MYR 2,467.60(約81,000円) でした。
(※1マレーシアリンギット=約33円で換算)

【宿泊・スパ・食事などの明細】

日付内容金額(MYR)円換算(約)
4/15宿泊(1泊目)497.34約16,400円
4/16スパマッサージ388.00約12,800円
4/16ディナー(PV Dinner Food)31.00約1,020円
4/16宿泊(2泊目)474.92約15,700円
4/17スパマッサージ280.00約9,200円
4/17ディナー(PV Dinner Food)26.00約860円
4/17宿泊(3泊目)497.34約16,400円
4/18スパマッサージ273.00約9,000円
合計(税込・サービス料込)MYR 2,467.60約81,400円

【内訳:税・サービス料】

項目金額(MYR)円換算(約)
SST 6%(物品サービス税)2.94約100円
SST 8%(主にサービス関連)167.30約5,520円
サービスチャージ126.91約4,190円
観光税30.00約990円

宿泊費だけで見ると、1泊あたり約16,000円とコストパフォーマンスの高い滞在でした。

3泊すべてでクラブラウンジアクセス付きのお部屋に宿泊しながら、スパも3回利用してこの価格。
クラブラウンジ付きのマリオット系ホテルとしては、かなりお得な部類です。

まとめ|“ホテルの印象”は、過ごし方でいくらでも変わる

今回のシェラトン・インペリアル・クアラルンプール滞在を通じて感じたのは、
「ホテルって、建物や設備だけじゃなく、“人と空間”がすべてを左右するんだな」ということでした。

  • 朝の何気ない出会いが、その日の空気を変えてくれたこと
  • マンダラスパで“自分をいたわる時間”を持てたこと
  • クラブラウンジの喧騒と、バー「PRIME」の静けさ、それぞれの良さを知ったこと
  • そして、その中でプラチナエリート特典をどう使うと心地よく過ごせるのかが、肌でわかったこと

旅の途中で「印象が変わる瞬間」があるからこそ、ホテルステイは面白いのだと思います。

【こんな人におすすめ】

  • クアラルンプールでコスパの良いラグジュアリーホテルを探している方
  • プラチナエリート特典を活かせる宿泊先をお探しの方
  • クラブラウンジ付きのホテルに泊まりたい方
  • マッサージやスパも重視して滞在したい方
  • ホテル内で静かに過ごせる居場所を求める方(→バー「PRIME」は特におすすめ)

※ただし補足として、クラブラウンジは子どもの入室が許可されているため、時間帯によってはやや賑やかです。
 静けさを最優先したい方には、バーやラウンジ以外の場所でのんびり過ごす方が向いているかもしれません。

💳 Marriott Bonvoyアメックスをもっと詳しく知りたい方へ

上質なホテルに無料アップグレードされたり、朝食が無料になったり、私の旅が大きく変わったのは、この1枚を持った瞬間からでした。

旅行が好きな方には、本気でおすすめできる1枚です。
実際に使ってきたからこそ言えるのですが、「持ってないのはもったいない」と思えるほど、旅の質が変わります。

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