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Wホテル クアラルンプール宿泊記|朝食や特典、注意点まで徹底レビュー

こんにちは。
クレジットカードの特典を活用しながら、“ちょっと背伸びのホテル旅”を楽しんでいる、もっちです。

今回ご紹介するのは、マレーシア・クアラルンプールにある「Wホテル クアラルンプール」。
一歩足を踏み入れた瞬間から、ネオンと音楽に包まれる“都会のラグジュアリー”が広がり、まるで非日常のテーマパークのような体験が始まります。

Marriott Bonvoyのプラチナエリート特典をフル活用し、実際に3泊滞在して感じたことを、良いところも気になったところも包み隠さずお届けします。

【この記事でわかること】

  • Wホテル クアラルンプールの客室・朝食・カクテルタイムなどのリアルな宿泊体験
  • プラチナエリート特典で何が無料になる?お得な使い方を実例で紹介
  • 実際にアップグレードされた部屋やもらえた特典、かかった料金まで公開
  • “パリピ向け”と言われがちなWホテルの本当の魅力と注意点
  • 静けさより刺激とデザイン性を求める人にぴったりのホテルの選び方

「Wって若者向け?」「騒がしそうで不安…」という方にも届いてほしい、
“遊び心×ラグジュアリー”の世界を体験できるリアルな滞在記です。

この記事を読み終えるころには、Wホテルが持つ新しい魅力にきっと心が動いているはず。

それでは、参りましょう。

目次

Wホテルに足を踏み入れた瞬間、感じたのは“完全にパリピ向け”

Wクアラルンプールに到着し、エレベーターで8階のロビー階に上がった瞬間、まず頭に浮かんだのは

「ここは完全にパリピ向けホテルだな」

という言葉でした。

ロビーは天井が高く開放的で、照明はピンクやパープルのネオンが効いた独特の演出。

館内には心地よくもテンションの上がる音楽が流れ、スタッフの制服もどこかクラブスタイルのようなファッション性があり、“大人の遊び場”としての空気感が前面に出ている空間です。

この時点で、「ラグジュアリーホテル=静寂と癒し」というイメージを持っていた私には、良くも悪くもWホテルの個性が強烈に伝わってきました。

そしてロビーでひときわ目を引くのが、モエ・エ・シャンドンのシャンパン自動販売機

このホテルならではのユニークな演出で、宿泊者はフロントで専用トークンを購入すれば、小ぶりなボトルのシャンパンを自動販売機から購入して楽しむことができます。

こうした“遊び”と“ラグジュアリー”の絶妙な融合が、Wブランドの魅力。
ロビーラウンジもスタイリッシュで、チェックインの手続き中も自然と気分が上がります。

ロビーでの過ごし方アドバイス
シャンパンの自販機を体験したい方は、チェックイン時にフロントでトークンを確認・購入。
チェックイン時は少し時間に余裕をもって、ロビーで写真を撮ったりドリンクを楽しんだりするのも◎

日本人スタッフのサポートで安心のチェックイン体験

宿泊概要

  • 宿泊日:2025年4月27日〜30日(3泊)
  • 客室タイプ:ワンダフルゲストルーム(42㎡) → クールコーナールーム(50㎡)にアップグレード
  • 会員ステータス:マリオットボンヴォイ プラチナエリート
  • 特記事項:チェックイン時にアライバルギフトとして「朝食(2名分×3泊)」を選択。
  • The Living Roomでのカクテルタイム特典(ドリンク+軽食)も利用可能でした

ロビー到着時のウェルカムドリンクは、まさかの“コンブチャ”!

Wホテルに到着し、ロビー階(8階)に着いた瞬間、スタイリッシュな空間と音楽に圧倒されつつも、すぐにスタッフがウェルカムドリンクとして“コンブチャ(Kombucha)”を差し出してくれました

まさかホテルでコンブチャが出てくるとは思っていなかったので驚きましたが、スッキリとした飲み口で、暑い中での移動後にはぴったりの一杯でした。

ヘルシー志向なトレンドを取り入れた選択が、まさにWホテルらしい遊び心。
こういうところにも、“普通とは違うホテル体験”を提供しようとするこだわりを感じます。

チェックイン時には、日本人スタッフのひかりさんが対応してくださいました。

偶然ロビーにいらっしゃったとのことでしたが、
チェックインの手続き時の通訳から客室までの案内まで、すべてひかりさんが担当してくださいました。

英語でのやり取りに不安がある方でも、日本語で通訳・説明してもらえることで安心して手続きが進められるのはとてもありがたいポイント。

Wホテルのように洗練された空間では、つい緊張してしまいがちですが、
丁寧で落ち着いたご対応にとても助けられました。

チェックイン後は、ひかりさんがそのまま客室まで丁寧に案内してくださいました。

ひかりさんのような日本人スタッフが在籍していることで、海外ホテルが初めての方や、英語が苦手な方でも快適に滞在できる環境が整っていると感じました。

ひかりさんからの直筆メッセージが、心に残った

さらに感動したのが、お部屋に入ってみると、テーブルの上にひかりさんからの直筆メッセージカードが添えられていたことです。

丁寧な文字で書かれたそのメッセージには、「ようこそWクアラルンプールへ。ご滞在が素敵な時間になりますように。」という温かい言葉が綴られており、旅先で不安もある中、この一言にとても励まされました。

こうしたちょっとした気遣いに、「このホテルに来てよかったな」と心から感じる瞬間があるんですよね。

Wホテルはスタイリッシュで都会的なイメージが強いですが、
こうした“人の温かさ”に触れられることこそが、忘れられない滞在につながるのだと思います。

客室に用意されていたウェルカムスイーツがうれしい驚き

チェックインを終えて部屋に入ると、テーブルの上にはWホテルからのウェルカムスイーツがさりげなく用意されていました。

  • カラフルなチョコレートやマカロン風の焼き菓子
  • フルーツを模したようなポップで遊び心のあるお菓子たち

どれも見た目が可愛らしくて、Wホテルらしいデザイン性の高さとユーモアが感じられました。

不思議な味でしたが、ちょっとしたブレイクタイムにはいいかもしれません。
こういった細かなホスピタリティに触れると、「ああ、来てよかったな」と感じさせてくれます。

こういうポイントが“Wファン”を生む

高級ホテルというと堅苦しい印象を持つ方もいるかもしれませんが、
Wホテルはこうしたポップで遊び心のあるサプライズがあるからこそ、ファンが増えるのだと思います。

次回もまた来たいなと思わせる、そんなさりげない演出でした。

デザイン性の高さはさすがW|細部の設備にも“魅せる”こだわり

設備やインテリアのデザイン性の高さはさすがWホテルという印象でした。

特に感心したのが、照明のコントロールパネル
ただのスイッチではなく、部屋の雰囲気に溶け込むような洗練されたデザインで、
まるで近未来のインターフェースのようなスタイリッシュさがあります。

ミニバーやテーブル、アートの飾り方まで細部に統一感があり、
「とにかくおしゃれで、映える空間を作り込んでいる」というこだわりが随所に感じられました。

Wクアラルンプールの客室は、デザインだけでなく快適性もきちんと確保されています。

特に印象的だったのは、柔らかく沈み込むようなベッドの寝心地
包まれるような感覚で、長旅の疲れもすっと取れるような質の高さでした。
ピローの種類も程よく選ばれていて、寝具にはこだわりが感じられます。

また、アメニティ類も高品質で、Wらしい個性が出ていました。

  • 歯ブラシはホテルアメニティとは思えないほどブラシ部分がしっかりしていて使いやすい
  • バスローブやスリッパもふかふかで肌触りが良く、リラックス感を重視した設計
  • バスアメニティはブランド製で香りも◎。特にシャワージェルは爽やかで男女問わず好まれそう

部屋の中で過ごす時間そのものの“質”はしっかり保たれていると感じました。

バスルームは洗練されたデザイン|シャワー・バスタブ・トイレも快適仕様

バスルームもWホテルらしく、スタイリッシュで非日常感のある空間に仕上がっていました。

  • シャワーは天井からのレインシャワーと可動式の2種類があり、使い分けが可能。
  • 水圧も十分で、温度調整もスムーズ。バスルームのストレスはほとんどありません。
  • バスタブは大きめの楕円形で、深さもありしっかり浸かることができます。
    ゆっくりお湯に浸かりながら音楽をかけてくつろぐ…そんな過ごし方も可能。

洗面スペースも広く、鏡や照明の配置も計算されていて、メイクやスキンケアの作業も快適にこなせました。

特筆すべきは、東南アジアではまだ珍しい「ウォシュレット機能付きトイレ」が設置されていること。
清潔さ・快適さともに申し分なく、海外滞在中でも日本と変わらない使い心地が得られるのは嬉しいポイントです。

ミニバー&冷蔵庫|個性的で写真映えするセレクト

ミニバーコーナーにも、Wホテルらしい遊び心とデザイン重視のセンスが光っていました。

  • お酒やスナック類はカラフルかつ洗練されたパッケージで、ちょっとした写真映えにもなりそうなセレクト。
  • コーヒーはネスプレッソマシンで、複数のカプセルが用意されており、クオリティの高い一杯が楽しめます。
  • 冷蔵庫内は比較的広めで、自分で買ってきた飲み物などを入れる余裕もあります。

そして、ちょっと驚いたのが
スナック類の棚に、さりげなくコンドームが並んでいたこと。
お菓子に紛れて自然に置かれているあたり、
ここは大人の遊び場ですよ」というWホテルのスタンスがさりげなく伝わってきます。

このあたりも含めて、Wホテルならではの世界観がきっちり作り込まれていると感じました。

夜のターンダウンサービスにも、さりげない気配りが

Wホテルでは、夜になるとスタッフが客室を整えてくれるターンダウンサービスがあります。
ベッドを整えるだけでなく、
なんと枕元には小さな“健康ドリンク”がそっと置かれていました。

パッケージはスタイリッシュで、いかにも“Wらしいセンス”。
内容は、ハーブ系のエナジーウォーターのような味わいで、
そのまま飲んでも良し、翌朝の目覚めに飲んでも良しのちょうどいいサイズ感でした。

こうした“ほんのひと手間”が、ホテルの格を感じさせてくれます。
まさに「泊まってこそわかる細やかなホスピタリティ」でした。

エレベーター前のカーペットが、時間ごとに変化する粋な演出

Wクアラルンプールの魅力は、客室だけではありません。
何気ない場所にも、Wらしい“気の利いた演出”が散りばめられているのです。

そのひとつが、エレベーター前のカーペットのメッセージ

  • 朝は「Good Morning」
  • 昼は「Good Afternoon」
  • 夜は「Good Evening」

というように、1日の時間帯に合わせてカーペットの文字が変化します。

ほんの一瞬通り過ぎる場所にも、
こうした遊び心と“おもてなしの気配”を感じさせてくれるあたり、
Wホテルが細部にまでこだわっていることがよくわかります。

宿泊体験のすべてがデザインされているホテル
「気づいた人だけが得をする」、そんな粋な仕掛けでした。

気になった点|騒音とラウンジの不在が満足度を左右する

設備やデザイン、スタッフのホスピタリティにはとても満足できた今回の滞在でしたが、
一方でどうしても気になった点が2つあります。

① 深夜の騒音がかなり厳しい

今回は道路側に面したコーナールームに宿泊したのですが、夜になるとバイクの走行音がかなり響いてくるため、正直、ゆっくり眠るのが難しいレベルでした。

  • 深夜のバイク音がとにかくすごく朝の4時まで続く(これまで泊まった中でダントツでうるさい)
  • コーナールームで道路に面していたため、音がダイレクトに響く

また、ホテルでは中華料理レストランの一部工事も行われており
それも重なって滞在中ずっと音が気になる状況に。

ペトロナスツインタワー側の部屋であれば、ここまで騒音はないのではないかなと思います。

海外のWホテルではこうした“都会の喧騒”も演出の一部と捉えられているかもしれませんが、
静かな環境を求める方には大分ストレスになります。

② ラウンジが存在しないため、部屋の満足度がそのまま評価に直結

そしてもうひとつの残念な点は、このホテルにはクラブラウンジが存在しないということ。

他のマリオット系ホテルであれば、
「たとえ部屋がやや狭くても、ラウンジの快適さやフード・ドリンクで満足度が上がる」
というケースがよくありますが、ここではその“巻き返し”ができません。

そのため、
部屋のスペックや眺望がいまいちだった場合、滞在全体の評価がダイレクトに下がってしまう傾向があります。

「タワービュー側の部屋」に宿泊すれば騒音が少ないかもしれませから、
そういった条件の良い部屋に泊まることができれば、その弱点を補える可能性は十分にあります。

部屋タイプの指定やリクエストは必須です。

深夜のサプライズ|部屋の窓から見えた花火

そしてもうひとつ、今回の滞在で予想外のサプライズがありました。

夜中の12時ごろ、「パンパンパン…」という音が外から聞こえ、
気になってカーテンを開けてみたところ

なんと、ザ・リッツ・カールトン レジデンス クアラルンプールの前で花火が打ち上がっていたのです。

ザ・リッツ・カールトン レジデンス クアラルンプールはマレーシアの首都クアラルンプール中心部、KLCC(クアラルンプール・シティ・センター)エリアに位置する高級分譲レジデンスです。
2017年に完成し、マレーシア初のリッツ・カールトンブランドによるレジデンスとして注目を集めています。

まさかWホテルの部屋から花火が見られるとは思ってもいなかったので、
その瞬間、すべてのマイナスポイントを忘れてしまうほど感動しました。

旅には“偶然のご褒美”があるから面白いですね。
今回この部屋に泊まってよかったと、心から思えた瞬間でした。

朝食はスタイリッシュな「Flock」で|地元食材×シグネチャーメニューが魅力

Wクアラルンプールの朝食は、8階にあるオールデイダイニング「Flock(フロック)」で提供されます。

Flockの朝食ビュッフェでは、パンアジア料理を中心に、地元の食材を活かした多彩なメニューが楽しめます。
ビュッフェ形式に加え、卵料理やヌードルなどのオーダーメニューもあり、シェフが目の前で調理するライブキッチンも魅力の一つです。

また、ペトロナスツインタワーを望む開放的な空間で、朝のひとときを過ごすことができます。

内装はスタイリッシュで開放感があり、朝から心地よい時間を過ごせるのが特徴です。

おすすめは早朝6:30〜7:00の静かな時間帯

私が訪れたのは6:30頃。

この時間帯はまだ人も少なく、広々とした空間で落ち着いて朝食を楽しむことができました。

地元の新鮮食材を使った充実の朝食ラインナップ

私が実際に体験して「良い」と感じたポイントは以下の通りです。

✅ サラダが抜群においしい

サラダバーの野菜はシャキシャキでとても新鮮。海外のホテルでこれほどの鮮度を保っているのは珍しく、朝の栄養補給にもぴったりです。

✅ ナスやエビが入ったヌードルバーが秀逸

地元風味のスープヌードルは自分で具材を選べるスタイル。
他では見かけないナスやエビなどもトッピングできて、味にも深みがあります。

✅ シグネチャーメニューは卵料理が中心

オーダー制で用意されている「Signature Egg Dishes」もおすすめ。

✅ フレッシュジュースやフルーツも充実

瓶入りのコールドプレスジュースも各種そろっており、マンゴスチンなどの南国フルーツも豊富。
甘すぎず自然な味わいで、朝にちょうど良い一品です。

プラチナエリート会員の特典で朝食が無料に(※要選択)

Flockの朝食は通常有料ですが、マリオットボンヴォイのプラチナエリート会員であれば、
チェックイン時に「アライバルギフト」として朝食を選択することで、2名分まで無料になります。

朝食をしっかり楽しみたいなら、この場面で“朝食”を選ぶのが最もおすすめです。
宿泊日数分すべてに適用されるので、コスパ的にもかなり大きな特典になります。

💳 Marriott Bonvoyアメックスをもっと詳しく知りたい方へ

上質なホテルに無料アップグレードされたり、朝食が無料になったり、私の旅が大きく変わったのは、この1枚を持った瞬間からでした。

旅行が好きな方には、本気でおすすめできる1枚です。
実際に使ってきたからこそ言えるのですが、「持ってないのはもったいない」と思えるほど、旅の質が変わります。

夜のFlockもチェックしておこう(サブ情報)

Flockは朝だけでなくディナー営業もしています。
ただし、ビュッフェ形式のディナーは金曜と日曜のみで、それ以外の日はアラカルト形式

実際にアラカルトメニューを見ましたが、内容は充実している一方で、
全体的に価格は高めの設定となっている印象でした。

特別なディナーとして利用するのもいいですが、日常使いには少し贅沢かもしれません。

滞在中の夕食はFlock以外の選択肢(例:ペトロナスツインタワー下の商業施設など)も含めて検討しておくと安心です。

夕食はホテル外で|ペトロナスツインタワー周辺でローカルも日本食も満喫

今回の夕食は、ホテル内ではなくペトロナスツインタワーの商業施設(スリアKLCC)へ。
Wホテルからは徒歩10分ほど
で到着できる距離にあり、アクセスも非常に便利です。

観光客向けの“写真屋さん”たちに遭遇

ツインタワーへ向かう途中には、観光客相手に写真を撮ってくれる人たちが何人も立っていました。

最初は「どうやって撮るんだろう?」と思いましたが、
実際にはスマホに外付けの光学レンズをつけて、
撮影後はそのままBluetoothで写真を送ってくれるというスタイルでした。

「自分で撮るのと何が違うの?」と思いきや、

  • 人に撮ってもらうことで自然な構図になること
  • 簡易的なライティングも使ってくれること

など、やはりそれなりの「プロの仕事」がありました。

私は3枚撮ってもらって15リンギット(約500円)
一度は話のネタとして、こうした写真体験をしてみるのも面白いと思います。

伊勢丹のフードコートで“久々の牛丼”に感動

スリアKLCC内には伊勢丹も入っており、地下のフードコートがとても充実しています。
私は約1か月ぶりの日本食ということで、本格的な牛丼をオーダー。

あまりの美味しさに、
「あぁ、日本の味ってこんなに優しかったんだ…」
と思わずしみじみしてしまいました(笑)

別の日には鼎泰豊(Din Tai Fung)へ

また別の日には、同じ商業施設内にある鼎泰豊(ディンタイフォン)にも立ち寄りました。

マレーシアはイスラム国家のため、ここで提供される小籠包は豚肉ではなく鶏肉
正直なところ味に不安もありましたが、実際に食べてみると、
十分に旨味があって満足できるクオリティでした。

鶏肉ベースの点心という新鮮な体験もできて、良い思い出になりました。

The Livingで楽しむカクテルタイム|静かな大人のひととき

Wクアラルンプールでは、クラブラウンジは存在しないものの、
プラチナエリート会員向けのカクテルタイムが「The Living Room」で提供されています。

提供時間は17:00〜19:00
この時間帯に訪れると、ドリンク2杯とカナッペ(軽食)を無料で楽しむことができます

静かに落ち着ける雰囲気と大人のサービス

「The Living Room」はロビー階にあるスタイリッシュなラウンジスペースで、
WooBarのような華やかで音のある雰囲気とは対照的に、より落ち着いた大人の空間です。

照明はやや暗めで、インテリアもWらしい都会的なデザイン。

ドリンクはスタッフがテーブルまで運んできてくれ、
ビールやカクテル、ノンアルコールなど複数の選択肢があります。

カナッペは日替わりで、一口サイズのサンドやスナック、軽いフィンガーフードが中心。

豪華というよりは「少しつまみながら軽く一杯」にぴったりの内容です。

ラウンジがなくてもカクテルタイムはしっかり楽しめる

クラブラウンジが存在しないWホテルですが、
このThe Livingのカクテルタイムは“静かに一杯”楽しみたい方にとって嬉しい配慮だと感じました。

Wの洗練された空間の中で、軽食とドリンクを片手にゆったりした夕暮れを過ごす。
そんな体験も、プラチナ特典を活かす醍醐味のひとつです。

軽食は持ち帰りもOK!Wロゴ入りの可愛いバッグに

この日は夕食後だったため、「The Living Room」で出されたカナッペ(軽食)を食べきれず
スタッフの方に「部屋でいただいてもいいですか?」と尋ねてみたところ
快くOKをいただき、なんとWロゴ入りの可愛いミニバッグに包んで持たせてくれました。

ちょっとしたテイクアウトでも、ここまで気の利いた演出をしてくれるのがWホテルの魅力ですね。

持ち帰った軽食は、夜に小腹が空いたときにちょうどよく、旅の終盤まで“おもてなし”を感じられる体験でした。

プールWETでペトロナスツインタワービューを堪能|夕暮れの特等席

Wクアラルンプールのプール「WET」。こちらのプールサイドは、ペトロナスツインタワーを正面に望む特等席
クアラルンプール市内でも、これほど美しくタワーを眺められるロケーションはそう多くありません。

私が訪れたのは夕方18時から
ちょうど日が沈みはじめ、空が薄いオレンジに染まる頃。
その光の変化に合わせて、ペトロナスツインタワーが少しずつライトアップされていく様子を、
混雑も喧騒もないプールサイドのソファで、ゆったりと眺めるまさに至福の時間でした。

パリピ音楽と夜景の融合、これぞWの世界観。

プールサイドではBGMとして、Wホテルらしいアップテンポなクラブ系ミュージックが流れています。
静けさとは対極の演出ですが、それでもツインタワーのライトアップを背景に過ごす時間は、まさに非日常そのもの

もしツインタワーを地上から見るなら、人ごみや蒸し暑さの中での見学になりますが、ここではその景色を涼しい風とともに、飲み物片手に快適に楽しめるのが最大の魅力です。

事前予約が必要です(特に19時以降は大人気)

最近では日本人旅行者にも人気が高まり、プールサイドの席は事前予約制になっています。
特にライトアップが始まる19時台は非常に混み合うため、
確実に良い席を確保したいなら、チェックイン時にフロントで予約しておくことを強くおすすめします。

ドリンク・軽食はその場で注文OK!

プールサイドではスタッフが常に巡回しており、
声をかければその場でドリンクや軽食をオーダー可能です。

私が頼んだのは「ナチョスとジュース」。
夕暮れの空を眺めながら軽くつまむにはちょうど良いサイズ感で、
しっかりとした味付けのナチョスと冷たいドリンクの組み合わせが最高でした。

プールサイドでは、スタッフに声をかければその場でドリンクや軽食の注文が可能です。
私はこの時、「ナチョスとジュース」を頼んで楽しみました。

メニューはスタッフが持ってきてくれるほか、お願いすればおすすめを教えてくれることも。
しっかりした食事というより、軽めのスナックやカクテルを片手にくつろぐスタイルです。

この静と動のバランスが楽しめる贅沢な時間は、Wクアラルンプールならではの魅力のひとつです。

“映え”と“癒し”を両立できる唯一無二の時間

音楽・景色・演出すべてがWらしい都会的な“遊びの時間”
静かな癒しではなく、刺激と贅沢が共存する特別な夕暮れ体験が、ここにはあります。

「タワービューの部屋が取れなかった」方でも、
このプールサイドからの眺めで十分に満足感を得られます。

Wクアラルンプールのプラチナエリート特典まとめ

Wクアラルンプールでは、マリオットボンヴォイのプラチナエリート会員特典を活用することで、滞在の満足度を大きく向上させることができます。

実際に受けられた特典とその感想をまとめます。

【特典1】チェックイン時に選べるアライバルギフト(3択)

チェックイン時に、以下のいずれか1つを選べます。

  • 1,000ポイント
  • ホテルオリジナルギフト
  • 朝食無料(2名分 × 滞在日数)←おすすめ!

私は朝食を選択。Flockのクオリティが高くて朝が楽しみでした。

【特典2】客室の無料アップグレード(空室状況による)

  • 今回は「ワンダフルゲストルーム(42㎡)」から
     →「クールコーナールーム(50㎡)」にアップグレード
  • 通常料金ベースで約441リンギット(約15,000円)相当の差額

部屋のスペックが滞在満足度を左右するため、これは非常にありがたい特典です。


【特典3】レイトチェックアウト(最大16時まで)

  • 希望すれば16:00までのレイトチェックアウトが可能(空室状況により)
  • 午後便のフライトや観光後の休憩にも便利

私は次のホテルへの移動があったので14時までゆっくりさせていただきました。

【特典4】ドリンク+カナッペが無料で楽しめるカクテルタイム

  • The Living Room(17:00〜19:00)
     → 落ち着いた大人の空間。静かにカクテルタイムを過ごしたい人向け

【特典5】ボーナスポイント(+50%)

  • 宿泊時に獲得できるマリオットbonvoyポイントが自動的に50%アップ
  • 特典を活用した宿泊でもしっかりポイントが貯まるので、次の滞在につながりやすい

💳 Marriott Bonvoyアメックスをもっと詳しく知りたい方へ

上質なホテルに無料アップグレードされたり、朝食が無料になったり、私の旅が大きく変わったのは、この1枚を持った瞬間からでした。

旅行が好きな方には、本気でおすすめできる1枚です。
実際に使ってきたからこそ言えるのですが、「持ってないのはもったいない」と思えるほど、旅の質が変わります。

実際にかかった宿泊費は?【3泊の明細と円換算】

今回の滞在は3泊で、合計**3,908.04マレーシアリンギット(MYR)**でした。
2025年4月時点の為替レート(1MYR ≒ 32円)で換算すると、約125,000円ほどとなります。
※1泊あたり約41,600円程度の計算です。

【日別の宿泊明細】

日付内容金額(MYR)円換算(約)
4月25日~28日宿泊費3,797.04 MYR約121,505円
Wet Bar(ドリンク)111.00 MYR約3,552円
合計3,908.04 MYR約125,057円

【内訳と税金詳細】

項目金額(MYR)円換算(約)
課税対象小計(本体価格)3,622.72 MYR約115,127円
SST(サービス税)6%6.28 MYR約201円
SST(サービス税)8%279.04 MYR約8,929円
観光税(Tourism Tax)0.00 MYR
総額3,908.04 MYR約125,057円

この価格で、プラチナエリート特典による朝食無料、客室アップグレード、カクテルタイムなどを含む3泊が体験できたのは、かなり満足度が高かったです。

💡 クラブラウンジがない分、カクテルタイムやウェルカムスイーツなど、他の演出で“Wらしさ”を楽しめたのが印象的でした。

Wホテルはこんな人におすすめ/おすすめしない

Wクアラルンプールは、マリオット系列の中でも個性が際立つ“攻めた”ホテル
その魅力と注意点を踏まえ、どんなタイプの人に合うかを以下にまとめました。

✅ こんな人におすすめ

  • 非日常感や遊び心ある空間が好きな人
     → ロビーや客室、BGM、照明など、全体が“映え”と“遊び”に満ちた設計です
  • パリピ系の雰囲気や大人のナイトライフを楽しめる人
     → WooBarやプールサイドでの音楽・雰囲気を楽しめる方には最高のロケーション
  • ホテルの中でもスタイルや世界観を重視する人
     → 照明・インテリア・ミニバーまでWらしいデザインの徹底ぶりが魅力
  • プラチナ特典をフル活用できる人
     → 朝食・アップグレード・カクテルタイムなど、特典が豊富で価値が出やすい

⚠ こんな人には少し向かないかも

  • 静かな環境でしっかり眠りたい人
     → 道路側の部屋は深夜の騒音がかなり気になるため要注意
  • ラウンジでゆったり過ごすことを重視する人
     → クラブラウンジがないため、ラウンジ目当ての滞在には不向き
  • ビジネス用途や作業目的で泊まりたい人
     → 部屋の照明が暗めで、デスクワークなどにはやや不便
  • 万人向けの安心・無難なホテルを求める人
     → 良くも悪くも“クセが強い”ため、初めての海外旅行などには向かない可能性も

まとめ:ハマる人には最高、合わない人には正直ツライ

Wクアラルンプールは、
「合う人にはとことんハマるけれど、合わないとかなりツラい。」
そんな両極端な評価が分かれるホテルだと感じました。

とはいえ、Wの世界観を楽しみ、マリオットボンヴォイのエリート特典(プラチナエリート以上)を活かせる方にとっては非常に満足度の高い滞在になります。

冒険してみたい方には、ぜひ一度訪れてみてほしいホテルです。

💳 Marriott Bonvoyアメックスをもっと詳しく知りたい方へ

上質なホテルに無料アップグレードされたり、朝食が無料になったり、私の旅が大きく変わったのは、この1枚を持った瞬間からでした。

旅行が好きな方には、本気でおすすめできる1枚です。
実際に使ってきたからこそ言えるのですが、「持ってないのはもったいない」と思えるほど、旅の質が変わります。

おまけ|この後、セントレジスにスイートナイトアワード申請!

今回の滞在で「もっと上のクラスのホテルに泊まりたい!」という思いが強くなり、
すぐに3日後の【セントレジス クアラルンプール】にスイートナイトアワードを申請しました。

実際にどうだったのか、アップグレード後の体験をまとめた記事でご紹介していますので、どうぞご覧になってください。

👉 【体験談】プラチナエリート達成!ナイトアップグレードアワードでセントレジス・クアラルンプールをスイート滞在にアップグレード成功

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