こんにちは。
クレカ特典を使って「ちょっと背伸びのホテル旅」を楽しんでいる もっち です。
今回の舞台は、日本人移住希望ランキング1位のマレーシア・クアラルンプール。
リッツ・カールトンは、アメリカ発祥の世界的ラグジュアリーホテルブランドで、
「一人ひとりに寄り添うホスピタリティ」を理念に掲げる、まさにおもてなしの代名詞ともいえる存在です。
世界中のセレブや著名人に愛されるホテルですが、
東南アジアの中でもクアラルンプールのリッツは特にコスパが高いことで知られています。
「リッツって高いんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、
実際に泊まってみると――
そう断言したくなるほど、サービス・食事・空間のすべてが完璧でした。

そう言える理由は、
スタッフの心遣い・朝食のクオリティ・立地の便利さ
この3つが圧倒的に優れていたからです。
その詳細を、これからじっくりご紹介します👇
🏨 宿泊者レビューまとめ(★5段階)
| 項目 | 評価(★5段階) | コメント |
|---|---|---|
| お部屋の快適さ(スイート) | ⭐⭐⭐⭐⭐ | 「これぞリッツ」と感じる贅沢さ。重厚感と洗練が見事に融合。 |
| クラブラウンジの満足度 | ⭐⭐☆☆☆ | シ1日5回のフードプレゼンテーション。味は普通。 |
| 朝食の充実度 | ⭐⭐⭐⭐⭐ | メニュー数・クオリティともにトップクラス。特にエッグベネディクトは感動レベル。 |
| スタッフ&ホスピタリティ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | すれ違うたびに名前で挨拶される。リッツならではの温かさを実感。 |
| 日本人遭遇率の低さ | ⭐☆☆☆☆ | ラウンジの7割が日本人。海外に来たはずが“ほぼ日本”状態で少し残念。 |
| 立地・周辺環境 | ⭐⭐⭐⭐⭐ | パビリオンモールまで徒歩圏内。買い物・食事ともに完璧。 |
| コスパ(エリート視点) | ⭐⭐⭐⭐⭐ | 都市型リッツとしては破格。朝食・ラウンジアクセス付で実質8万円超の価値。 |
| 再訪したい度 | ⭐⭐⭐⭐☆ | 「KL滞在=リッツで決まり」と思わせる満足感。 |
💡 クラシックな造りでやや年季を感じる部分もありますが、それを上回る圧倒的なコスパがここにはあります。
「ホテルで過ごす時間こそ旅の目的」という人には、まさに100点満点の滞在先です。
ここから先は、実際の体験レポートをお届けします。
✅【この記事でわかること】
- ザ・リッツ・カールトン・クアラルンプールの客室・ラウンジ・朝食のリアルな宿泊体験
- マリオットボンヴォイ上級会員特典(プラチナエリート以上)で、何がどうお得になるのかを具体例で紹介
- 実際にかかった料金(4泊分の明細と日本円換算)を完全公開
- 外に出ずに満足できる館内ダイニングやスパ・プールの楽しみ方
- 東南アジアで“手の届くラグジュアリー”を体験する方法
「リッツって高そう…」
「ステータスって本当に意味あるの?」
という方にこそ読んでほしい、
“ちょっと背伸び”が叶うリアルな滞在記になっています。



この記事を読み終える頃には、
「ラグジュアリーホテル=手が届かないもの」という固定観念がきっと変わるはず。
そして、自分に合ったホテルの選び方・得する泊まり方が、具体的にイメージできるようになります。
それでは、まいりましょう。
マレーシア・リッツカールトン・クアラルンプールの基本情報


今回泊まった 「マレーシア・リッツカールトン・クアラルンプール」 の基本情報を簡単にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ホテル名 | The Ritz-Carlton, Kuala Lumpur(リッツ・カールトン クアラルンプール) |
| 所在地 | 168 Jalan Imbi, 55100 Kuala Lumpur, Malaysia |
| 開業年 | 1997年(築約27年)/2015年に大規模改装済み。クラブウィングは特に内装が新しく上品な雰囲気 |
| チェックイン/チェックアウト | チェックイン 15:00 / チェックアウト 12:00 |
| 客室数 | 約300室(クラブラウンジ付きの客室・スイートあり) |
| 特徴 | ・上質なサービスと格式ある雰囲気 ・クラブラウンジはグラウンドフロアにあり、食事回数が豊富 ・ショッピングモール「The Starhill」直結で飲食にも便利 |
| アクセス | クアラルンプール中心部・ブキッビンタン地区内 ・KLIA空港から車で約50~60分 |
宿泊概要


宿泊概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 宿泊日 | 1回目:2025年4月23日〜26日(4泊) 2回目:2025年9月20日〜23日(4泊) |
| 客室タイプ | ・クラブ・スイート、クラブレベル、1ベッドルームスイート、1キング×8泊 |
| 会員ステータス | 1回目:プラチナエリート 2回目:チタンエリート |
| エリート特典 | ・朝食無料 ・レイトチェックアウト ・スイートルームアップグレード |
| ウェルカムギフト | チェックイン時に「1,000ポイント」を選択 |
チェックインとアップグレード体験|スイートルーム1800号室へ
予約していたのは「クラブエグゼクティブ デラックスキング(クラブレベル/大きめの客室)」。
しかし、チェックイン時、「本日はスイートにアップグレードいたしました」と告げられた瞬間、
内心、思わず小さくガッツポーズ。



体感的には80平米は軽く超えているように思える広さで、スイートの中でもひときわゆとりのあるレイアウトに感じました。
1回目、2回目共に「クラブ・スイート、クラブレベル、1ベッドルームスイート、1キング」にアップデートいただきました。
💝 ウェルカムギフト


部屋に入ると、テーブルの上にはウェルカムスイーツが美しく並べられており、メッセージカードも添えられていました。



こうしたおもてなしに、チェックイン直後から心が温まります。




カステラのようなしっとりとした焼き菓子で、シンプルながらとても美味しく、思わず笑顔に。



「今日のお菓子は何だろう?」と、夜のお楽しみのひとつになっていました。
🏨 スイートルームへのアップグレード
部屋に入るとまず感じるのは、静寂と余裕。
壁の色も照明のトーンも落ち着いていて、派手さよりも上品な包容力を感じます。


特筆すべきは、部屋全体の“距離感”の心地よさ。
このバランス感覚、まさに「リッツの美学」と言いたくなります。
ホテルの部屋というより、“自分の書斎兼リビング”を一時的に借りているような感覚。



アップグレードによって、旅の気分がここまで変わるのかと、改めて実感しました。
💼 入ってすぐのワークデスク


ドアを開けてすぐの位置にある、無駄のないシンプルなワークデスク。
照明とアートのバランスが絶妙で、仕事を始める前から気持ちが整う空間です。
夜になると、お隣の話し声がうっすら聞こえるのが少し残念なところ。
それでも、デスクに座ると不思議と気持ちが切り替わり、
“働く時間すら上質にしてくれる”――そんな空間でした。
🍷 ダイニングエリア


リビングの一角にある4人掛けの丸テーブル。
柔らかな照明と淡いベージュの壁が、空間全体を穏やかに包み込みます。
ここで軽くティータイムを取るもよし、インルームダイニングで“ちょっと贅沢な部屋ごはん”を楽しむもよし。



照明の下で過ごすだけで、なぜか会話まで上品になるから不思議です。
🛋 リビングエリア


ダイニングエリアのすぐ隣にあるリビングスペース。
ホワイトのキャビネットに収められたテレビとアートが、空間全体をホテルらしい上質さでまとめています。



ここでゲストを迎えて軽い打ち合わせや食事を楽しむことできますね。
🚻 リビング側の洗面台&トイレ


こちらはリビングエリアに設けられた洗面台とトイレ。
マーブル調でまとめられた空間は、シンプルながらも清潔感たっぷり。



いわばゲスト用の“サブトイレ”で、メインとは別にあるのがスイートルームのすごいところ。
広さも十分で、短い滞在でも小さなストレスを感じさせないあたりが、さすがリッツです。
🛏 ベッドルーム:静寂と気品に包まれた空間


ベージュと黒を基調にした落ち着きのあるベッドルーム。
照明のトーンも柔らかく、昼は自然光がやさしく差し込み、夜はしっとりとした静けさに包まれます。
特に印象的だったのが、遮光性の高いカーテン。
ベッドの寝心地はふかふかで、横になった瞬間に「もう外出は明日にしよう」と思ってしまうほど。



クアラルンプールの喧騒を忘れ、ただ静かに過ごすには最高の空間でした。
👔 クローゼット


バスルームの手前には、ゆったりとしたウォークインクローゼット。
スーツケースを置いても余裕があり、収納力は申し分なし。
スーツケースを2つ広げても余裕のあるレイアウト。
長期滞在や出張でも快適に過ごせる仕様になっています。



出発前のパッキングも、落ち着いた空間でゆっくりと。
こういう“裏方の居心地”の良さが、リッツの真骨頂かもしれません。
🚪 バスルームへ続く廊下


ベッドルームの奥へ進むと、真っ白な大理石調で統一された廊下が現れます。
そこにたっぷりと注がれる明るい照明が重なり、空間全体がまるでスパのような、開放的で気持ちのいい空気感に包まれていました。



距離があり、歩くだけで少し気分が整うような静けさ。
左手にはトイレ、右手には洗面台、奥にはバスルームがあり、
全体が白でまとめられていることで、清潔感とホテルらしい格式を感じます。
✨ メインの洗面台


バスルーム奥にあるメインの洗面台は、白い大理石で統一された清潔感あふれる空間。
ライトの反射まで計算されたかのように美しく、鏡越しに映る景色まで整って見えます。



広々としていて、スキンケア用品を並べても余裕のある設計。
🛁 バスタブ&シャワールーム


こちらは、大理石で統一されたメインバスルームのバスタブエリア。
バスタブの正面には小型テレビが設置されており、湯船にゆっくり浸かりながら映像を楽しむことができます。



大きな鏡にはさりげなくリッツ・カールトンのロゴが刻まれており、細部にまでこだわるその美意識に感動しました。





湯船の脇にはバスソルトも用意されていて、旅の疲れを癒すにはぴったりの嬉しいサービスでした。
ただ、ひとつだけ気になった点を挙げるとすると、水の色が少し黄色がかっていたこと。
これは建物の築年数による部分かもしれませんが、バスルームが真っ白で明るい分、かえって水の透明感がやや気になってしまったという印象です。



とはいえ、全体としては贅沢さと快適さが見事に共存したバスルームで、心地よい時間を過ごすことができました。
💰 スイート8泊分のアップグレード、いくら得したか計算してみた


ここまで「スイート最高!」とテンション高めで語ってきましたが、
一番気になるのは 「で、実際これいくらするの?」というところだと思うので、比較してみます。
今回の滞在では、マリオットの上級会員特典によるアップグレードで、
デラックスルームからスイートルームへと自動的にランクアップ。
同日の料金を比較すると――




| 部屋タイプ | 1泊料金(MYR) | 日本円換算(1MYR=約36円) |
|---|---|---|
| デラックスキング | 884 MYR | 約31,800円 |
| スイートルーム | 1,291 MYR | 約46,500円 |
差額は 1泊あたり約407MYR(約14,700円)、
8泊で約3,256MYR(約117,000円)相当のアップグレード特典となりました。
この差額がすべて無料アップグレードによるもの。



それが無料でアップグレードされたなんて、控えめに言っても最高のサプライズです。
💳 Marriott Bonvoyアメックスをもっと詳しく知りたい方へ
上質なホテルに無料アップグレードされたり、朝食が無料になったり、私の旅が大きく変わったのは、この1枚を持った瞬間からでした。
旅行が好きな方には、本気でおすすめできる1枚です。
実際に使ってきたからこそ言えるのですが、「持ってないのはもったいない」と思えるほど、旅の質が変わります。
🥂 クラブラウンジ付きプランで味わう、“静かなる贅沢”


二度の滞在ともに、クラブラウンジアクセス付きのプランで予約しました。



これが思っていた以上に快適✨
ひとことで言えば、“静けさの中にある贅沢”です。
| 提供内容 | 時間帯 |
|---|---|
| 朝食 | 6:30~11:00 |
| ライトランチ | 12:00~14:00 |
| アフタヌーンティー | 15:00~17:00 |
| カクテルサービス | 17:30~19:30 |
| イブニングオードブル | 17:30~19:30 |
| デザート&コーディアル | 20:00~22:00 |
いずれも落ち着いた雰囲気の中で、ゆったりといただけるのが魅力。
外で食事を探さなくてもラウンジ内で十分満足できます。
しかもラウンジは12歳以上限定。
静かに流れるBGMと低めの照明が、まるで“大人のサロン”のような居心地をつくり出しています。
そして何より、ショッピングモール「パビリオン」での買い物帰りに
温かいコーヒーを片手にふっと肩の力を抜ける場所がある。



それが、どんな高級ディナーよりも贅沢な時間だった気がします。
クラブラウンジでの優雅なひととき:アフタヌーンティーとフードの実際


アフタヌーンティータイム(15:00〜17:00頃)になると、ラウンジ全体が少しだけ柔らかな空気に変わります。
三段トレイが運ばれてくると、その瞬間からテーブルが小さな舞台に。
上段にはスコーン、中段にはサンドイッチやタルト、キッシュといったセイボリーが並び、
見た目にも美しい「甘い」と「しょっぱい」の共演が始まります。


- 焼き立ての香ばしさが格別。
- クロテッドクリームとジャムを添えると、紅茶との相性は抜群です。


- パンの生地がスカスカ
- 一度体験すれば十分かな、というレベル


- 一口食べた瞬間に、ふわっと広がる旨味と香り
- チーズのコクとキノコの香ばしさが絶妙に重なり合い、 「これだけをメインで食べたい」と思わせるほどのおいしさ
☕ 紅茶やコーヒーはオーダーごとに淹れてくれるスタイル
いつでも淹れたての香りを楽しめるのが嬉しいポイント。



紅茶の銘柄も複数用意されており、その場で選ばせてもらえるのもラグジュアリーホテルらしいサービスでした。
🍸 イブニングオードブルは“夜のご褒美”そのもの
テーブルには数種類のホットミール、前菜、サラダ、デザートが並びます。












でも、一日に一品は「これは本気で作ってるな」と思えるほどおいしい料理がある。
その“当たりメニュー”に出会えた日の嬉しさといったら、もう格別です。
🍖 例えば、ある日のラムの煮込みは香り高く、口の中でほろほろと崩れるほど柔らか。
また別の日には、スパイスの効いたマレーシア風カレーチキンが登場し、
旅先でしか味わえない“本場の辛味”に思わず笑みがこぼれます。



バーカウンター越しに気さくに話しかけてくれるスタッフの笑顔も、
この時間の心地よさを一層引き立ててくれます。
一日の終わりをここで過ごすと、
「ラウンジアクセス付きにして本当に良かった🌙」と実感。
しっとりとした音楽に包まれながら、
心が少しずつ解けていくような贅沢な夜でした。
ただし、イブニングオードブルの時間帯(17:30〜19:30)は混雑しやすく、席が埋まっていることも。
この時間は少し早めに行くのがおすすめです。
🍰 デザート&コーディアルは、静けさを味わう“夜の締めくくり”
イブニングオードブルを終えても、リッツの夜はまだ終わりません。
もしあなたがラウンジに残っていたら、ふと気づくはずです。
照明が少し落ち、昼間の社交的な空気がすっと静寂へと変わる瞬間を。


そのタイミングで現れるのが、デザート&コーディアル(20:00〜22:00)。
スタッフが静かにスイーツとお酒を乗せたカートを押して登場します。
カートの上には、ケーキ、チョコレート、焼き菓子、そしてウイスキーやリキュール。
どれも“夜を締めくくるための小さな魔法”のよう。
「どれを召し上がりますか?」と尋ねられ、
その場でサーブしてもらえるスタイルは、まるでオペラの幕間のような優雅さです。
香り高い一杯を片手に、ゆっくりスイーツをつまむと
気づけば、心が少し穏やかになっている自分に出会えます。
🍸 たとえば、仕事のことや明日の予定なんて、もうどうでもよくなる。
そんな“思考の余白”を与えてくれるのが、この時間帯の本当の価値かもしれません。
夜が更けるほどにラウンジは静まり返り、
カップの音がかすかに響くその瞬間、
あなたはきっとこう思うはずです。
「ああ、旅ってこういう時間のためにあるんだな」 と。
【ライトランチ】ちょっと小腹を満たしたいときにちょうどいい軽食タイム










クラブラウンジでは、毎日12:00〜14:00の時間帯に「ライトランチ」が提供されています。
朝食とアフタヌーンティーの間の時間帯に設けられているこのサービス、想像以上にしっかりしていて驚きました。
メニューは日替わりではなく、軽めだけれども丁寧に作られたサンドイッチやサラダ、チーズ、フルーツなどが並びます。
内容は以下のような構成でした。
- 本日のスープ
- ギリシャ風サラダ、グリーンサラダ、シーザーサラダなど野菜たっぷりの3種サラダから選択
- エッグ&チャイブのサンド、たまごサンド(TAMAGO SANDO)、グリーンパワーラップ、スモークサーモンのサンドイッチから選択
- フルーツの盛り合わせ
すべて保存料不使用・グルテンフリー・ヘルシーなどの配慮がされており、胃に優しく、旅の合間のリセットにもぴったり。
個人的には、「グリーンパワーラップ」が野菜の食感もしっかりしていて満足感がありました。
たまごサンドやサンドイッチ類はパン生地が少しスカスカとしていて、味にこだわる方には物足りないかもしれません。



全体として、「しっかりランチ」ではなく「軽くつまむ」スタイルなので、
チェックアウト前後や観光に出かける前の腹ごしらえにちょうど良い、という印象でした。
クラブウィングならではの特典
- 24時間対応のバトラーサービス
- クラブラウンジでのチェックイン・チェックアウトおよびコンシェルジュサービス(6:30~22:00)
- ビジネスセンターのご利用および、空室状況に応じて最大2時間までの個室ミーティングルームの無料使用
- クラブラウンジおよびお部屋でのコーヒー・紅茶サービスの無料提供
- モーニングコール時のコーヒーまたは紅茶の無料サービス
- 1日3点までの衣類のプレス無料
- 「スパ・ヴィレッジ クアラルンプール」ご利用時20%割引
- 「ザ・ロビーラウンジ」でのご飲食20%割引(※アルコール類は除く)
- スターヒル内Tom FordおよびBalmainでのVIPスタイリング体験(※ご希望の際はバトラーを通じてご予約ください)
朝食はクラブラウンジではなく、本館のレストランで










今回の滞在ではクラブラウンジアクセスが付いていましたが、朝食はクラブラウンジではなく、本館の朝食会場でいただきました。
そのため、気分や予定に合わせて朝食を選ぶことができ、たとえば
1日目はラウンジで静かに、2日目はレストランでしっかりなど、“朝食ホッピング”を楽しむことも可能です。



今回利用した本館の朝食会場では、広々とした空間で落ち着いて食事ができ、ビュッフェ形式で洋食・アジア系・マレー料理がバランスよく提供されていました。
特に良かったのはヌードルバーのライブキッチン。
麺の種類や具材を選べて、出来立てがいただけるので、朝から身体が温まりました。
パンやペストリー、フレッシュジュースの種類も豊富で、一日のスタートにしっかり満足感が得られる内容でした。
夜には生演奏も。リッツらしい、音と余韻のひととき
ちなみに、朝食をいただいた本館のレストラン周辺では、夜になると生演奏が行われている日もありました。
ロビー階のラウンジエリアにはグランドピアノが設置されており、
夜の時間帯になると、ピアノやボーカルなどのしっとりとしたライブ演奏が始まり、ホテル全体がぐっと大人の雰囲気に。
ディナーの後やラウンジでのナイトスナックを終えたあと、
ふらりと立ち寄って音楽と共にゆったりと過ごす時間も、リッツ・カールトンらしい優雅な演出だと感じました。



観光で動き回った1日の終わりに、こうした上質な音と空間で包まれるのは、
やはり“ただ泊まるだけ”ではないホテルの魅力ですね。
宿泊料金について|実際にかかった金額とその内訳
今回の滞在は4泊で合計3,578.02マレーシアリンギット(MYR)。
2025年4月時点の為替レート(1MYR ≒ 32円)で換算すると、約114,500円となりました。
※1泊あたりおよそ28,600円ほどです。
【日別の宿泊料金】
| 日付 | 宿泊料(MYR) | 円換算(約) |
|---|---|---|
| 4月23日 | 887.92 MYR | 約28,410円 |
| 4月24日 | 887.92 MYR | 約28,410円 |
| 4月25日 | 887.92 MYR | 約28,410円 |
| 4月26日 | 914.26 MYR | 約29,256円 |
【合計金額と内訳】
| 項目 | 金額(MYR) | 円換算(約) |
|---|---|---|
| 宿泊料(小計) | 2,998.32 MYR | 約95,946円 |
| 8%サービス税 | 239.87 MYR | 約7,676円 |
| 10%サービス料 | 299.83 MYR | 約9,594円 |
| 観光税(Tourism Tax) | 40.00 MYR | 約1,280円 |
| 総額 | 3,578.02 MYR | 約114,496円 |
この価格で、クラブラウンジ付きのスイートルームに4泊できたのはかなりお得。



アップグレードや朝食、ラウンジのフードプレゼンテーションを含めれば、ラグジュアリーホテルとしては非常に高コスパな滞在だったと感じます。
💳 Marriott Bonvoyアメックスをもっと詳しく知りたい方へ
上質なホテルに無料アップグレードされたり、朝食が無料になったり、私の旅が大きく変わったのは、この1枚を持った瞬間からでした。
旅行が好きな方には、本気でおすすめできる1枚です。
実際に使ってきたからこそ言えるのですが、「持ってないのはもったいない」と思えるほど、旅の質が変わります。
【外に出なくても大満足】ホテル内と提携施設だけで完結する食の楽しみ
今回の滞在では、自分自身はホテル内のクラブラウンジや朝食会場を中心に過ごしたため、
隣接するダイニング施設「The Starhill(ザ・スターヒル)」内の提携レストランは実際には利用していません。
しかし、これらはホテル直営ではないものの、宿泊者向けに特別にキュレーションされた空間とメニューが用意されており、
ホテルを出ることなく、世界各国の多彩な味覚を楽しめるのが魅力です。
| 店名 | 営業時間 | 内容・特徴 |
|---|---|---|
| The Cobalt Room(ザ・コバルトルーム) | 6:30〜10:30(朝食) | ビュッフェ形式の活気ある朝食。1日の始まりにふさわしい豊富なラインナップ。 |
| The Ritzy Weekend Feast | 金・土曜 18:30〜22:00 | 世界の料理を楽しめる週末限定ディナービュッフェ。味覚の世界旅行を。 |
| Li Yen(麗苑) | ランチ 12:00〜15:00ディナー 18:30〜22:00 | ミシュラン掲載の本格広東料理。優雅な内装で繊細な料理を堪能。 |
| The Lobby Lounge &RC Bar | 11:00〜23:00 | ラウンジとバーで静かに過ごせる上質な空間。ドリンクや軽食も充実。 |
| Ritzy Afternoon Tea | 12:00〜18:00(ロビーラウンジ内) | 優雅なアフタヌーンティーセットを提供。 |
| The Ritzy Hours | 毎日 17:00〜20:00 | ビールとハウスワインを特別価格で提供するハッピーアワー。 |
| The Ritzy Gin Hour | 木曜限定 | RCバーにて、1杯注文で1杯無料のジン・アワーを開催。 |
| Sunday Roast at The Library | 日曜限定 12:00〜15:00 | 英国伝統のサンデーローストを落ち着いた空間で。日曜限定の特別メニュー。 |



今後もし再訪する機会があれば、外に食事に出ずに、ホテルと提携施設だけでどこまで満足できるか試してみたいと思えるほど、充実した環境でした。
【リクリエーション施設】滞在中にリフレッシュできる癒やしとアクティビティの空間
リッツ・カールトン クアラルンプールでは、滞在中に心と体を整えられる充実したリクリエーション施設が揃っています。
観光やショッピングの合間に、ホテル内で静かに過ごしたいときにもぴったりです。
| 施設名 | 営業時間 | 内容・特徴 |
|---|---|---|
| スパ・ヴィレッジ | 12:00〜21:00(要予約) | マレーシア伝統のトリートメントやアロマセラピーが受けられる本格スパ。静かな空間で贅沢な癒しを。 |
| フィットネスジム | 24時間利用可能 | 最新マシンが揃い、早朝や深夜も利用できる宿泊者専用ジム。旅行中の運動習慣にも対応。 |
| ヘルスクラブ | 9:00〜21:00 | サウナやリラクゼーションスペースを備えた落ち着いた空間。スパ利用の合間にも最適。 |
| 屋外スイミングプール | 7:00〜19:00 | 緑に囲まれた開放感あるプール。日差しを浴びながらゆったりと過ごせる癒しの空間。 |
| リッツ・キッズ | 10:00〜18:00 | お子様向けの遊び場やアクティビティが用意されており、ファミリーでも安心して滞在可能。 |



「泊まる」だけでなく「整える・楽しむ」時間も満たしてくれるのが、リッツ・カールトン クアラルンプールの魅力ですね。
【レビュー】マリオットボンヴォイの上級会員特典(プラチナエリート以上)は、実際どうだった?


リッツ・カールトン クアラルンプールでの滞在中、マリオットボンヴォイの上級会員特典(プラチナエリート以上)は随所で効力を発揮してくれました。
以下、それぞれの特典が実際にどうだったか?を正直にレビューしてみたいと思います。
■ お部屋のアップグレード
予約していたのは「クラブエグゼクティブ デラックスキング」でしたが、チェックイン時にご案内いただいたのは、なんと「クラブスイート(1ベッドルーム)」。
広さも、リビング・ベッドルームの構成も、まるで別世界。



チェックインからテンションが上がる、プラチナエリートならではの特典だと感じました。
■ 朝食無料
マリオットボンヴォイの上級会員特典(プラチナエリート以上)として朝食が無料に。
クラブラウンジと本館の「The Cobalt Room」のどちらでも利用可能で、朝食ホッピングもOKという嬉しい柔軟さ。
私はレストランでいただきましたが、ライブキッチンやローカルフードも充実していて大満足。



ラウンジの静かな雰囲気も良さそうだったので、次回はそちらも試してみたいです。
■ レイトチェックアウト
当日は16時のレイトチェックアウトが可能で、朝食後にのんびり荷造り。
外出して戻ってからもシャワーを浴びられる時間的余裕があり、旅の疲れを翌日に持ち越さずに済みました。



混雑状況によっては希望通りにいかないケースもあるかと思いますが、今回はスムーズに対応いただけて助かりました。
■ ラウンジアクセス付き客室をより価値あるものに
今回の宿泊はクラブラウンジ付きの部屋を自分で予約しましたが、
マリオットボンヴォイの上級会員特典(プラチナエリート以上)でのアップグレードや朝食無料と組み合わさることで、ラウンジアクセスの価値がさらに高くなったと感じました。



食事も1日5回の提供があり、滞在中は「外に食べに行かなくても十分」と思える内容でした。
■ 宿泊実績2倍キャンペーン中だった
たまたま滞在時期が宿泊実績2倍キャンペーンの対象期間だったため、2泊で4泊分の実績が加算されました。



ステータス維持やチタンエリートへの足がかりとして、とてもありがたい特典です。
【もし自腹なら?】アップグレードされた部屋の価格差を比べてみた




今回の宿泊では、
「クラブエグゼクティブ デラックスキング」から「クラブ・スイート(1ベッドルームスイート)」へのアップグレードを受けましたが、
もしこれを通常料金で予約していたら、実際にどれくらいの差額があったのでしょうか?
以下は、リッツ・カールトン クアラルンプール公式サイトで確認した、直近半年間の同日程での最安値比較(4泊分)です。
| 客室タイプ | 平均料金(MYR/泊) | 合計(MYR) | 円換算(約32円) |
|---|---|---|---|
| クラブエグゼクティブ デラックスキング(クラブレベル) | 1,121 MYR | 4,484 MYR | 約143,488円 |
| クラブ・スイート(1ベッドルーム、クラブレベル) | 1,457 MYR | 5,829 MYR | 約186,528円 |
差額は 1,345 MYR(約43,040円)。
つまり、マリオットボンヴォイの上級会員特典(プラチナエリート以上)によって、約4万円以上相当のアップグレードを無料で受けられたということになります。



スイートルームならではの広さや専用リビング、2つのトイレなども体験できて、
「これが無料で付いてくるの?」と驚くような体験でした。
改めて、マリオットボンヴォイの上級会員特典(プラチナエリート以上)“数字で見てもすごい”と実感した瞬間です。
【まとめ】“また泊まりたい”と思える、リッツの魅力がここにあった
今回の滞在であらためて感じたのは、リッツ・カールトンというブランドが持つ「余韻の深さ」。
お部屋の快適さやスタッフの所作、食事の美味しさやラウンジの静けさ――
どれもが“ただの高級ホテル”という枠を超えた、記憶に残る体験を提供してくれました。
しかも、クアラルンプールではその体験が日本の半額以下で叶うというコストパフォーマンスの良さも魅力のひとつ。
さらに、マリオットボンヴォイの上級会員特典(プラチナエリート以上)が加わることで、
アップグレードや朝食無料など、実感できる恩恵が滞在を何倍にも豊かにしてくれます。



「ラグジュアリーホテルに泊まりたいけど、自分にはまだ早いかも…」
そんなふうに思っている方こそ、ぜひマレーシアでのリッツカールトン体験をおすすめしたいです。
“泊まること”そのものが、旅の目的になる――
そんなホテルに出会えることは、決して多くありません。
次のご旅行では、あなたも“ほんの少し背伸びした滞在”を体験してください。
💳 Marriott Bonvoyアメックスをもっと詳しく知りたい方へ
上質なホテルに無料アップグレードされたり、朝食が無料になったり、私の旅が大きく変わったのは、この1枚を持った瞬間からでした。
旅行が好きな方には、本気でおすすめできる1枚です。
実際に使ってきたからこそ言えるのですが、「持ってないのはもったいない」と思えるほど、旅の質が変わります。









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