こんにちは。
クレジットカードの特典を活かしながら、“ちょっと背伸びのホテル旅”を楽しんでいる、もっちです。
「ラグジュアリーホテルに泊まってみたい。でも自分にはまだ早いかも…」
そんなふうに思っていた私が、Marriott Bonvoyカードの特典を活用して実現させた、特別な3泊4日。
宿泊したのは、レイクビュー角部屋の「カロライン・アスター・スイート」1501号室。
実はこれ、「カロライン・アスター・スイート」の中では最上階&最も眺望の良い“当たり部屋”なんです。
しかも、予約したのはスパ付きの「シティビューのスタンダードルーム」。
追加料金ゼロ&スイートナイトアワード(SNA)の適用で、夢のようなアップグレードが実現しました。
【この記事を読むとこんなことがわかります】
- セントレジス・クアラルンプールのスイートの魅力と設備
- スイートナイトアワード(SNA)でどこまでアップグレードできるのか
- スパ付きプランの内容と実際にかかる料金
- もし自腹で泊まったら?通常ルームとの価格差を徹底比較
- Marriott Bonvoyカードが旅の満足度にどう影響するか
本記事では、
「マレーシアでコスパ良く、落ち着いたラグジュアリーホテルに泊まりたい」
「プラチナエリートの価値を最大化できるホテルを探している」
「クアラルンプールの喧騒を避けて、静かな環境で過ごしたい」
そんな方にとって、具体的な判断材料になる情報をまとめていますので、参考になれば嬉しいです。
それでは、参りましょう。
チェックインから異次元|厳重なセキュリティと洗練の第一印象

ホテルに到着したのは午後3時過ぎ。今回の旅の最後を飾るにふさわしい、堂々たる佇まいです。
到着してまず驚かされたのが、ホテルのエントランスにすら気軽には入れないという徹底したセキュリティ体制。
タクシーがロータリーに入る前に、車のトランクチェックが入り、警備員の“許可”が出ないと前に進めないのです。
これまでマリオット系列を中心に高級ホテルを巡ってきましたが、ここまでの対応は初めて。
正直、あのリッツ・カールトンでさえここまで厳重ではなかったので、「これは本物だ」と思わず背筋が伸びました。




館内に足を踏み入れると、さらにその期待は確信へと変わります。
スタッフの制服はまるで格式高い宮廷のような美しさで、Wホテルの都会的なスタイリッシュさとはまた違う、重厚で洗練された雰囲気に包まれていました。

“チェックインした”というより、“迎え入れられた”という表現がしっくりくる。
セントレジスは、そんな非日常の世界への入り口でした。
プラチナエリートの恩恵|追加料金ゼロで“当たり部屋”にアップグレード




今回宿泊したのは、カロライン・アスター・スイート。その広さはなんと138㎡。
リビング、ダイニング、ベッドルーム、バスルームすべてがゆったりと配置され、生活するように滞在できる贅沢な空間です。
しかも驚いたのは、アサインされたお部屋の位置。
このカロライン・アスター・スイートは6階から15階までに配置されていて、角部屋の中でもレイクビュー側がもっとも眺めが良い“当たり部屋”。
さらに今回は15階の「1501号室」という、まさにカロラインスイートの中でベスト中のベストの部屋に泊まることができました。


窓いっぱいに広がるのは、クアラルンプールのビル群ではなく、緑豊かな湖と庭園の風景。
カーテンを全開にすると、思わず深呼吸したくなるような開放感があります。



母に動画を送ったところ「皇居みたいで綺麗」と返ってきたのも、思わず納得してしまいました。
しかもこの部屋、本来であれば3泊で8,517リンギット(約27万円)。
ですが、私が予約したのは朝食&90分スパ付きの“通常客室プラン”で3泊5,591リンギット(約18万円)。
ここからプラチナエリート特典のスイートナイトアップグレードを申請し、追加料金なしでこのスイートにアップグレードされたのです。
この圧倒的な価値が得られるのは、年会費49,500円(税込)のマリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムカードを保有し、プラチナステータスを獲得していたからこそ。
正直、この1回の滞在だけで年会費の“元”は十分に回収できました。



「いつか泊まれたら…」と思っていた憧れのスイートに、こんな形で手が届くのは、マリオットボンヴォイの最大の醍醐味だと感じました。
Marriott Bonvoy エリート特典|セントレジスクアラルンプールの場合
セントレジス・クアラルンプールに宿泊するなら、マリオットボンヴォイのエリート会員特典はぜひ活用したいところ。
ここでは、プラチナエリートの特典内容を簡単にまとめておきます。
プラチナエリート以上の特典
- 客室の無料アップグレード(スイートを含む/空室状況による)
- 最大16時までのレイトチェックアウト(空室状況による)
- 朝食無料(2名分まで)
- アライバルギフト
・「The Brasserie」での朝食(2名分)
・1,000ポイント
・「Crystal」でのドリンク2杯無料 - 宿泊ポイントに+50%のボーナス加算
特に注目したいのは、朝食が2名分無料になることと、スイートナイトアワードが使えるようになること。



今回の私の滞在も、プラチナエリート特典をフル活用したおかげで、
カロライン・アスター・スイートというスイートルームに追加料金なしで泊まることができました。
加えて、セントレジスには24時間対応のバトラーサービスがあり、
いつでも好きなときにコーヒー・紅茶・ホットチョコレートなどを部屋まで持ってきてもらえます。
そのため、アライバルギフトはポイント(1,000pt)を選ぶのが無難かもしれません。
💳 Marriott Bonvoyアメックスをもっと詳しく知りたい方へ
上質なホテルに無料アップグレードされたり、朝食が無料になったり、私の旅が大きく変わったのは、この1枚を持った瞬間からでした。
旅行が好きな方には、本気でおすすめできる1枚です。
実際に使ってきたからこそ言えるのですが、「持ってないのはもったいない」と思えるほど、旅の質が変わります。
セントレジスのスイートルーム、実は6段階あったと判明
セントレジスって、ぱっと見た感じではスイートルームの種類が多くて、それぞれの違いが少し分かりづらいんですよね。
そこで滞在中、担当してくださったバトラーさんに思い切って聞いてみました。
「スイートって、どれが一番すごいんですか?」
すると、全部で6種類のスイートがあり、それぞれに明確なランクがあることを丁寧に教えてくれました。
セントレジス・クアラルンプールのスイートルーム一覧(ランク上位順)
1. ロイヤルスイート(Royal Suite)
広さ:約353㎡
国家元首や国際的VIPのために設計された、ホテル内で最上位のスイート。
2. プレジデンシャルスイート(Presidential Suite)
広さ:約353㎡
ロイヤルスイートと同等の広さを誇る重厚な空間。設備もトップクラス。
3. ジョン・ジェイコブ・アスタースイート(John Jacob Astor Suite)
広さ:約202㎡
セントレジスの創業者であるジョン・ジェイコブ・アスター4世の名を冠したスイート。
1904年にニューヨークのセントレジス本館を開業し、ホテルブランドの礎を築いた人物です。
4. カロライン・アスター・スイート(Caroline Astor Suite)
広さ:約138㎡
今回私が宿泊した部屋。落ち着いたインテリアとゆとりある空間が魅力のスイートです。
名前の由来は、ジョン・ジェイコブ・アスターの母、カロライン・アスター夫人。
19世紀のニューヨーク社交界を象徴する存在で、セントレジスにおける“優雅さ”と“伝統”の象徴でもあります。
5. セントレジススイート(St. Regis Suite)
広さ:約138㎡
カロラインと同じ広さながら、湖や庭園の景色ではなく、クアラルンプールの街並みであることが特徴。
6. エグゼクティブスイート(Executive Suite)
広さ:約71㎡
比較的コンパクトなスイートで、短期滞在やビジネス利用におすすめ。
同じ「スイートルーム」というカテゴリでも、これほどまでに広さやステータスに違いがあるのは驚きでした。
ちなみに、私が宿泊したカロライン・アスター・スイートは、スイートルームの中では上から4番目のグレードに位置します。



それでも今回アサインされたのは、最上階15階のレイクビュー角部屋「1501号室」。
眺望・静けさ・開放感のすべてが揃った“当たり部屋”でした。
スイートナイトアップグレード(SNA)の適用範囲はここまで
スイートナイトアップグレード(SNA)でアップグレード可能なのは、ジョン・ジェイコブ・アスタースイートまで。
それより上位のプレジデンシャルスイートやロイヤルスイートは、SNAの対象外で、アップグレードは選択できません。
つまり、プラチナエリート特典の中で狙える“最大限のスイート”がジョン・ジェイコブということになります。
今回の滞在では、そのすぐ下にあたるカロラインスイートにアップグレードされ、しかも最上階・角部屋という最高の条件が揃っていたので、カード年会費の元を一気に回収できたと言っても過言ではありません。
📝 関連記事:プラチナエリートでどこまで得できる?
【体験談】プラチナエリート達成!ナイトアップグレードアワードでセントレジス・クアラルンプールをスイート滞在にアップグレード成功
→ 記事はこちら
滞在中に利用できるサービス一覧


セントレジス・クアラルンプールでは、滞在中も快適に過ごせるよう、充実したサービスが用意されています。
私自身も、どれも便利で上質なものばかりだと感じました。
利用できる主なサービス
- Wi-Fi接続無料
客室および館内の共用エリアでインターネット利用が可能です - 朝食ビュッフェ(The Brasserie)
レベル2の「The Brasserie」にて、毎朝6:30~10:30まで利用できます - ジム(24時間営業)
レベル6にあるジムはルームキーで入室でき、滞在中いつでも利用可能 - 屋外プール
同じくレベル6にある屋外プールは7:00〜19:00まで利用できます - 新聞・雑誌読み放題(Press Readerアプリ)
ホテルのWi-Fiに接続し、QRコードを読み取ることで、5,000以上の国際紙・雑誌が読めます - KLセントラル駅との無料シャトルバス
朝8:00〜夜20:00まで30分おきに運行。バトラーデスクで案内を受けられます - 無料セルフパーキング(1室につき1台)
地下駐車場に1台分の無料セルフパーキング付き(チケットはロビーで認証が必要)
※バレーパーキングは別料金で利用可能です
セントレジスならではのバトラーサービス


セントレジスといえば、やはりバトラーサービス。
クアラルンプールのセントレジスでも、滞在中にいつでも上質なサービスを受けることができました。
ご依頼は、客室の電話から「0」をダイヤルするか、Marriott Bonvoyアプリのチャット機能からも可能です。
提供される主なサービス
- 荷物のパッキング/アンパッキング
チェックイン・チェックアウト時の準備も、すべてお任せできます。 - 衣類の無料プレス(2名で最大4点まで)
※ドライクリーニング・即日仕上げは対象外
※複数泊でも上限は繰り越し不可 - コーヒー/紅茶のルームサービス(無料)
24時間対応で、私は滞在中に何度もお願いしてしまいました。
カロライン・アスター・スイート ルームツアー


今回は、角部屋・レイクビューという理想的な条件が揃った、カロライン・アスター・スイート(1501号室)に宿泊しました。
広さは138㎡。床はすべて重厚感のある大理石張りで、足を踏み入れた瞬間からラグジュアリーな世界観が広がります。
写真とともに、この美しいスイートの全貌をご紹介していきます。
リビングルーム|洗練された空間と印象的なウェルカムスイーツ


部屋に入ってまず目に飛び込んでくるのが、広々としたリビングスペース。
上質なソファ、アートのような照明、落ち着いたトーンのカーペットが絶妙に調和し、滞在者を一瞬で“非日常”へと引き込んでくれます。




そんな中、ソファテーブルの上に置かれていたのが、ウェルカムスイーツ。
これがまた驚くほどおしゃれで、今まで見た中でも群を抜いて洗練された演出でした。
赤い丸いチョコレートの上に、波打つ模様とレンズ型のホワイトチョコが飾られ、
さらにその赤いチョコの中にも別のスイーツが仕込まれているという二層構造。
何より心をくすぐられたのが、そのチョコを割るための小さな木のハンマーが一緒に添えられていたこと。



まるでアート作品を“解体”して楽しむような感覚で、味だけでなく体験そのものが記憶に残る演出でした。
ビジネスデスクと書斎エリア








ベッドルームの一角には、ゆったりとしたビジネスデスクが設けられています。
ただの作業台ではなく、重厚感ある木材とレザーの組み合わせが放つ高級感は、まさにセントレジスの品格そのもの。
私はノートパソコンを持参していたので、ここを仕事場として利用しました。
静かな空間としっかりしたチェア、そして美しく整えられた照明のおかげで、滞在先であることを忘れるくらい集中できる環境でした。
さらに印象的だったのは、デスク背面のインテリア演出。
アートパネルや間接照明によって、ただのワークスペースではなく“魅せる空間”として完成されており、
ビジネス用途にとどまらない、センスの良さが感じられました。
ダイニングスペース|円卓で味わう優雅な食事時間


スイート内には、ビジネスデスクとは別に食事用の円卓が設置されており、ここもまた上品な空間のひとつ。
テーブルを囲む椅子はレザー張りで、落ち着いた色味としっかりとした座り心地。まるで高級レストランのような雰囲気があります。
最終日は深夜にインルームダイニングを利用し、この円卓で食事をいただきました。


(168リンギット
約5,400円相当(税込))


(98リンギット
約3,100円相当(税込))





テーブルにはクロスが敷かれ、カトラリーやグラスもきちんと揃えられていて、部屋にいながらレストランのようなセッティングでディナーを楽しめるのは、ラグジュアリーホテルならではの贅沢だと感じます。
周囲は静かで、窓の外には夜景。
ゆっくりと食事を味わいながら過ごす時間は、旅の最後にふさわしい、贅沢で落ち着いたひとときでした。
ミニバーとバトラーサービス|“使わない贅沢”も成立する充実度


部屋にはミニバーも完備されており、スナックやアルコール、ソフトドリンク類が美しくレイアウトされています。



今回は、24時間対応のバトラーサービスが非常に便利だったため、ミニバーの利用は一度もありませんでした。
バトラーサービスでは、コーヒー、紅茶、ホットチョコレートなどの飲み物を、
時間を問わず24時間いつでも部屋まで届けてくれます。
そのクオリティとサービスの丁寧さが想像以上で、チェックイン初日からすっかり活用させていただきました。
特に夜、くつろいだ空間でいただく紅茶は、ホテルステイならではの贅沢なひとときに。
結果として、ミニバーには一切手をつけずに済むほど、バトラーサービスだけで十分満足できました。
ベッドルーム|快適さと静けさに包まれた空間




ベッドルームには、キングサイズベッドに加えて、壁掛けテレビも1台設置されています。
夜は照明を落としながらゆったりと映画を楽しむこともでき、滞在中はとてもリラックスできる空間でした。
ベッド横のデスクには、リモコン式の操作パネルが備えられており、
カーテンの開閉や室内照明の調整などがすべて手元で完結します。
立ち上がることなく、ベッドにいながら照明を微調整できるのは、こういったラグジュアリーホテルならではの便利さだと感じました。
一点だけ惜しかったのは、USBポートでの充電ができなかったこと。
コンセントは用意されているものの、最近のデバイス事情を考えると、USB対応だったらさらに快適だったなと思います。
スイート内にまさかの“専用スパルーム”が


この部屋で一番驚いたのは、スイート内にスパ専用のトリートメントルームが備えられていたことです。
今まで多くのホテルに泊まってきましたが、自室の中に本格的なスパベッドがあるというのは人生初。
見つけたときは、あまりの本格仕様に思わず声が出ました。
しかも、トリートメントベッドには電源が入っており、ほんのりと温かく保たれているのも印象的。
ただ置かれているだけでなく、しっかり使える状態に整えられていて、まさに“いつでも施術可能な空間”がそこにありました。
今回はスパ付きプランだったため、3日間とも6階のスパ施設にて施術を受けましたが、
希望すればこのスイート内でトリートメントを受けることも可能だったかもしれません。
外出せずに、自分の部屋でゆったりと施術を受けられるというのは、
長期滞在や深いリラクゼーションを求める人にとっては理想的な選択肢かもしれません。



もしまたこうした機会があれば、次はこの“部屋で受けるスパ”にもぜひ挑戦してみたいと思いました。
ドレッシングルーム|身支度が楽しくなる贅沢なプライベート空間


バスルームとベッドルームの間には、広々としたドレッシングルームが設けられています。
ハンガーの数も豊富で、服は余裕をもってかけられ、キャリーケースを広げてもまったく窮屈さを感じません。
中央には明るい照明が備わったドレッサースペースもあり、落ち着いて髪を乾かしたり身だしなみを整えたりするのにぴったり。
アメニティの設置はありませんが、鏡の大きさや椅子の高さなど、細かな設計からもこの空間に対するこだわりが感じられました。



私はメイクをする習慣はありませんが、この静かな空間と明るいライティングは、女性にとっては間違いなく嬉しいポイントではないかと思います。
洗面スペースとは完全に分かれているので、朝の準備もゆったりと、自分のペースで進められるのが魅力です。
バスルーム|上質な設備とレイクビューに癒やされる時間


バスルームは大理石張りで、セントレジスらしい重厚感と清潔感が共存する贅沢な空間です。




洗面台はダブルシンク仕様で、朝も夜もゆとりを持って使えるつくり。
嬉しいのは、バスタブ正面にテレビが設置されていること。
湯船に浸かりながらニュースや映画を楽しめるのは、まさにスイートルームならではの特権です。




シャワーは2種類。
天井から降り注ぐレインシャワーと、手元で調整できるハンドシャワーが備えられていますが、
特にこのハンドシャワー、よく見るとクラシックな電話の受話器のような形をしていて、とにかくおしゃれ。



細部にまでデザインの意識が行き届いていて、使うたびに感動がありました。




そして何より感動的だったのが、バスタブからの眺め。
レイクビュー側の部屋だからこそ実現する景色で、湯に浸かりながら緑と水辺を眺める時間は、
まさにこの滞在でしか味わえない贅沢な癒やしのひとときでした。
バスアメニティには、セントレジスおなじみのREMEDE(ルメード)が用意されており、
ボディソープ・シャンプー・コンディショナーともに香り・使用感ともに上質で、最後まで余韻を残すバス体験となりました。
トイレ|海外ではまだ珍しい“安心の設備”
今回宿泊したカロライン・アスター・スイートには、トイレが2ヶ所ありました。
メインのバスルーム内にあるトイレには、日本式のウォシュレット機能が完備されており、とても快適。
海外のホテルではいまだに珍しい設備ですが、こうした細部への配慮が感じられるのは、さすがセントレジスです。
一方、玄関側にあるもう一つのトイレにはウォシュレットは付いておらず、バスルーム側の方が明らかに快適でした。



滞在中は自然と、そちらばかりを使ってしまいましたね。
【もし自腹なら?】スパ付きパッケージのアップグレード価格を比較してみた




今回宿泊したのは、レイクビューの角部屋・カロライン・アスター・スイート(1501号室)。
Marriott Bonvoyのスイートナイトアワード(SNA)による無料アップグレードで叶った滞在でしたが、
もしこの部屋に自腹で宿泊していたらどれくらいの価格差があったのでしょうか? 比較してみました。
プラン内容 | 部屋タイプ | 平均料金(MYR/泊) | 合計料金(MYR/3泊) | 円換算(33円計算) |
---|---|---|---|---|
スパ付きプラン(予約時) | 客室, 1キング, シティビュー | 1,478 MYR | 4,435 MYR | 約146,355円 |
実際に宿泊した部屋 | カロラインアスタースイート, レイクビュー角部屋 | 2,342 MYR | 7,027 MYR | 約231,891円 |
その差はなんと約85,000円!
つまり、自腹で宿泊していたら1泊あたり約28,000円、3泊で約85,000円の差額が発生していた計算になります。
それが、スイートナイトアワード(SNA)を使ったおかげで追加料金ゼロでアップグレード成功!



この“価格差の恩恵”を体感してしまうと、やっぱりMarriott Bonvoyカードは手放せないなと感じました。
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上質なホテルに無料アップグレードされたり、朝食が無料になったり、私の旅が大きく変わったのは、この1枚を持った瞬間からでした。
旅行が好きな方には、本気でおすすめできる1枚です。
実際に使ってきたからこそ言えるのですが、「持ってないのはもったいない」と思えるほど、旅の質が変わります。
スパ体験付きプラン「セレニティステイ」は驚くほどお得だった


今回の宿泊では、「セントレジス セレニティスパステイ」プランを選択しました。
このプランには以下の特典が含まれています。
- The Brasserieでの朝食無料(2名分)
- 1日1回・90分のリラクゼーショントリートメント(滞在日数分 × 2名分)
中でも注目なのが、毎日受けられる90分の本格スパトリートメント。
セレニティスパの施術は、空間・香り・技術すべてが一流で、リゾートの癒やしそのもの。
滞在中ずっと身体が軽く、心までリセットされていくような感覚でした。
料金面の比較|1人1泊約1万円追加でスパ90分つきは破格
このスパ付きプランは、ボトムのお部屋と比べて1泊あたり約600リンギット(約2万円)高い設定です。
ただしこれは2名料金のため、1名あたりに換算すると1泊+約300リンギット(約1万円)程度の追加料金ということになります。
一方、スパの通常料金は以下のとおり:
- リラクゼーショントリートメント(90分):578RM(約19,000円)
- 朝食(The Brasserie):1名149RM(約5,000円)
※私はプラチナエリートのため朝食は特典で無料
つまり、1泊あたり約1万円の追加で19,000円相当のスパを受けられる計算。
朝食も別途支払いであればさらに価値は上がります。



スパを受ける予定があるなら、このプランは「贅沢だけど確実に元が取れる」非常に優れた選択肢です。
スパ料金表はこちらからご確認いただけます
実際にスパでいただいた公式の料金表(PDF)を以下に添付しています。
各トリートメントの内容や価格が一覧になっているので、プラン検討時の参考にどうぞ。
承知しました。それでは、セントレジス・クアラルンプール「セレニティスパ」での施術の流れを、上質感と実体験の雰囲気を残しながら構成した紹介ブロックをご提案します。
セレニティスパ|施術の流れと、極上の90分間


セントレジス・クアラルンプール内にある「セレニティスパ」は、雰囲気・対応・技術のどれをとってもハイクオリティ。
スパ付きプランで毎日90分のリラクゼーショントリートメントを受けられるということで、3日間通わせていただきました。
以下に、施術の流れをご紹介します。
① ウェルカムティー&カウンセリング




まず受付で名前を伝えると、落ち着いた香りの漂うラウンジスペースへ案内されます。
ここで冷たいタオルとウェルカムティーをいただきながら、カウンセリングシートに希望の施術内容や体調などを記入。
セラピストが丁寧に希望を確認し、「疲れている箇所」や「力加減の好み」なども聞いてくれるので安心です。
② 更衣室で着替え → 足湯へ




最初に通されたのは、足湯スペースのある更衣室。
このスペースがとにかく広くて、ざっと見た感じでも12㎡はありそうなゆとりのある空間でした。
他のゲストと鉢合わせすることもなく、静かで落ち着いた雰囲気が保たれています。
まずはここで、ガウンと専用のショーツに着替え。
用意されていたのはよくある紙製ではなく、伸縮性のある履き心地の良いパンツ。
ガウンも厚みがありふかふかで、肌に触れた瞬間に「これはただのスパじゃない」と感じる上質さがありました。
着替えを終えると、すぐ隣の足湯エリアへ。
温かいお湯に足を浸しながら、アロマの香りと静寂に包まれるこの時間は、
これから始まるトリートメントへの入り口として、すでに癒やしが始まっているような感覚でした。
③ トリートメント施術
アロマオイルを使った全身のリラクゼーショントリートメント。
ベッドには電気ヒーターが入っていて、施術中ずっと心地よい温かさに包まれているのが最高でした。
セラピストの技術も申し分なく、コリをしっかり捉えながらも決して痛すぎず、優しく丁寧な手技で、自然と眠りに落ちてしまうような感覚。
あっという間に過ぎてしまうほどの心地よさでした。
▼実際の施術室の様子はこちら






部屋のタイプは日によって変わるようですが、どの空間も落ち着いた照明と上質な設えで、
施術に集中できる環境には変わりありませんでした。
④ 終了後のリラックスタイム
施術が終わると、再びラウンジに案内され、温かいお茶、軽いお菓子をいただきながらゆっくりと余韻に浸る時間が用意されています。



こうして丁寧に行われるケアは、旅の疲れをほぐすだけでなく、自分のコンディションを取り戻す“儀式”のような時間でした。
⑤ アフターケア&アロマオイルの贈り物


2日目の施術を終えたあと、小さなアロマオイルをプレゼントしていただきました。
手のひらに収まるサイズのプッシュタイプで、見た目はウェスティンホテルで枕元に置かれているものとよく似た形。
香りはというと、まさにアジアのスパを象徴するような、深みと湿度を感じさせるリラクゼーション系の香り。
一気に施術中の時間が蘇ってくるような、そんな余韻を感じさせてくれるものでした。
とはいえ、個人的にはウェスティンのアロマの方が好みではあります。
あちらはもう少し爽やかで、万人に馴染みやすい香りという印象。
セントレジスの方は、より“スパ寄り”の個性ある香りだったと感じます。



こうしたちょっとしたギフトをさらっと渡してくれる心遣いも、
ラグジュアリーホテルのスパ体験としてはとても好印象でした。
スパ帰りのサプライズ|チョコレートギフトと心温まるメッセージ




スパで癒されて部屋に戻ると、ターンダウンがすでに行われていて、テーブルには上品なパッケージのチョコレートがそっと置かれていました。
そのデザインがとてもおしゃれで、最初は「さすがセントレジス」と思う程度だったのですが、翌日になって5月2日がセントレジス・クアラルンプールの開業9周年記念日だったことを知り、このチョコレートが記念日限定パッケージだったことに気づきました。
2日目にはパッケージが黄緑色に変化しており、3日目には再び初日と同じデザインの記念パッケージが登場。
連泊でも変化があって飽きさせない、さりげない気配りが嬉しいポイントです。


そして3日目にはもうひとつのサプライズが。
なんと、バトラーさんからの手書きのメッセージカードが部屋に届けられていました。
丁寧な文字で書かれた言葉に、思わず「このホテルにして本当によかった」と感じる瞬間でした。
味わいも印象的で、甘さ控えめで大人っぽく、どれもバランスの取れた上品なチョコレートでした。



Wホテルでいただいたチョコは見た目はユニークでも味はそこまで…と感じたことがありましたが、セントレジスのチョコは見た目と味の両方にセンスを感じる、まさに“本物”。一粒ごとに丁寧に楽しませてもらいました。
こうした気配りと美意識が、滞在をより特別なものにしてくれるのだと思います。
まとめ|“ちょっと背伸び”の旅を可能にしてくれた存在
今回のセントレジス・クアラルンプール滞在は、
スイートルームでの贅沢な時間、極上のスパ体験など、どれも心に残る濃密な3日間でした。
とはいえ、これほどの旅を“等身大”で実現できたのは、
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードがあったからこそ。
このカードを持っていたから、
・プラチナエリートとしてスイートルームにアップグレード
・レイトチェックアウトや朝食特典も無料で満喫
・スパ付きプランでも宿泊費を抑えつつ、しっかり癒される
そんな、背伸びしすぎずに「贅沢できる旅」を楽しむことができました。
「特別なことはしていないけれど、特別な時間が味わえる」
そんな体験が、少しずつ現実になっていくのが、このカードの魅力なのかもしれません。



心の底から、このカードは持っておいて損はないと断言できます。
もし、これから“ちょっと背伸びしたホテル旅”を楽しみたいと思っている方には、ぜひ一度手に取ってみてほしい1枚です。
💳 Marriott Bonvoyアメックスをもっと詳しく知りたい方へ
上質なホテルに無料アップグレードされたり、朝食が無料になったり、私の旅が大きく変わったのは、この1枚を持った瞬間からでした。
旅行が好きな方には、本気でおすすめできる1枚です。
実際に使ってきたからこそ言えるのですが、「持ってないのはもったいない」と思えるほど、旅の質が変わります。
セントレジスの“体験型ラグジュアリー”をさらに深掘り
今回は、セントレジス・クアラルンプールのスイートルームとセレニティスパでの極上体験をご紹介しました。
実際に泊まってみて感じたのは、「ただ豪華なだけじゃない、記憶に残るおもてなし」の数々。
そして、その価値を最大限に引き出してくれるのが、マリオットボンヴォイのエリート特典だということです。
次の記事では、滞在中に楽しんだ以下の体験を中心にお届けします。
こうした小さな気配りと美意識が、滞在をより特別なものにしてくれるのだと思います。
- 朝食会場「The Brasserie」のメニューと雰囲気
- 映画『クレイジー・リッチ!』のロケ地にもなった「Astor Bar」
- プールサイドの「Crystal」でいただく昼食と開放感あふれるひととき
- 滞在中に開催されたセントレジス9周年パーティーのレポート
- そして、「The Drawing Room」で日本では見たことないアフタヌーンティーの様子もご紹介します



どうぞこちらからご覧ください。


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