こんにちは。
クレジットカードの特典を活かしながら、“ちょっと背伸びのホテル旅”を楽しんでいる、もっちです。
今回ご紹介するのは、横浜・みなとみらいエリアにある「ウェスティンホテル横浜」。
正直、最初は
「新しいホテルだし、クラブラウンジもあるなら一度は泊まっておこうかな」
というくらいの気持ちだったのですが…
実際に滞在してみると、
想像していたよりもずっと「人の良さ」と「空間の心地よさ」が印象的で、気づけば何度も“また来たいな”と思っている自分がいました。
- 丁寧で気さくなスタッフの接客
- クラブラウンジの温かみと静けさ
- 朝食ビュッフェ「季粋」の驚くほどレベルの高いお料理
- そして、グリルレストラン「アイアンベイ」で味わった地元食材の余韻──
【この記事を読むとこんなことがわかります】
- ウェスティンホテル横浜でのリアルな宿泊体験と感想
- クラブラウンジのホスピタリティや軽食・カクテルタイムの様子
- 「季粋」での朝食ビュッフェが“想像以上”だった理由
- レストラン「アイアンベイ」の4品ディナーコースの内容と感動ポイント
- マリオットボンヴォイの上級会員特典(プラチナエリート以上)で受けられた実際のサービスとその価値
- 滞在して感じたおすすめの時間帯や注意点
これから、実際に体験した滞在の様子を、リアルな目線でお届けします。
- 「ウェスティン横浜が気になっている」
- 「クラブラウンジや朝食の様子を詳しく知りたい」
- 「マリオットボンヴォイの上級会員特典(プラチナエリート以上)を使ったらどうなるかイメージしてみたい」
そんな方にとって、ホテル選びや滞在スタイルのヒントになるような情報をまとめています。
この記事が、あなたの次の旅の参考になれば嬉しいです。
それでは、最後までどうぞご覧ください。
ホテル基本情報

項目 | 内容 |
---|---|
ホテル名 | ウェスティン横浜(The Westin Yokohama) |
所在地 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい4-2-8 |
開業年 | 2022年開業(※2025年時点で築3年) |
チェックイン/チェックアウト | チェックイン 15:00 / チェックアウト 12:00 ※マリオットボンヴォイの上級会員(プラチナエリート以上)は最大16:00までのレイトチェックアウトが可能(空室状況による) |
客室数 | 全373室(スイート含む) |
特徴 | ・みなとみらいエリアの新しいラグジュアリーホテル・クラブラウンジ、屋内プール、ジム、スパ完備・高層階からの眺望や最新設備が魅力 |
アクセス | みなとみらい線「みなとみらい駅」より徒歩約6分JR・市営地下鉄「桜木町駅」より徒歩約10分 |
【館内施設・サービス一覧(2025年1月時点)】
項目 | 内容 |
---|---|
朝食会場 | 3F ブラッスリー・デュ・ケ/喫水線 平日:06:30~10:30/土日祝:07:00~10:30 |
スパ(5F) | Heavenly Spa by Westin(10:00~20:00) 最終受付:60分コース18:00、90分コース17:30 |
フィットネスジム | Westin WORKOUT Fitness Studio(24時間営業) ※14歳以下利用不可、16歳未満は保護者同伴でも不可 |
プール・ロッカー・サウナ | 営業時間:8:00~20:00(宿泊者専用) ・12歳以上:3,300円 ・4~11歳:1,650円 ・3歳以下:無料 |
ルームサービス | 24時間対応(詳細は客室内案内をご参照ください) |
館内案内・依頼窓口 | 客室内電話「サービスエクスプレス」から連絡可能 |
エクスプレスチェックアウト | 1階 or 23階ロビーの専用BOXにルームキーを投函 お支払いは登録済クレジットカードで自動決済 |
宿泊概要


- 宿泊日:2025年1月22日(1泊)
- 宿泊ホテル:ウェスティン横浜(The Westin Yokohama)
- 客室タイプ:ベイルーム ダブル(2ダブルベッド、スカイラインビュー)
- 宿泊料金:
20,000円 + 32,000ポイント
参考価格:45,742円 / 泊 - 会員ステータス:マリオットボンヴォイ プラチナエリート
- 特記事項:プラチナ特典によりクラブラウンジアクセス、レイトチェックアウト(最大16:00)など利用可能
- クラブラウンジ:朝食・カクテルタイムともに利用可能
紅茶やジュース、ホットミールなどが丁寧にサーブされ、スタッフのホスピタリティも高水準。
スカイラインビューの景色も楽しめる贅沢な空間。
マリオットボンヴォイの上級会員特典(プラチナエリート以上)一覧(ウェスティン横浜)
特典 | 内容 |
---|---|
客室アップグレード | 空室状況に応じて、スイートを含む上位カテゴリへのアップグレード対象 ※今回は「ベイルーム ダブル(スカイラインビュー)」にアサイン(実質的なアップグレード感は薄め) |
クラブラウンジアクセス | クラブラウンジを無料で利用可能(朝食・軽食・ドリンクあり)紅茶やジュースもオーダー式で、スタッフのホスピタリティが高水準 |
レイトチェックアウト | 最大16:00までのレイトチェックアウトが可能(空室状況による) |
ウェルカムギフトの選択 | 到着時に以下より選択可能: ① 1,000ポイント |
朝食無料 | クラブラウンジまたはレストラン「ブラッスリー・デュ・ケ/喫水線」にてビュッフェ朝食が無料で提供される ※朝食は特に高評価 |
実際に感じたマリオットボンヴォイの上級会員特典(プラチナエリート以上)の価値(ウェスティン横浜)
- クラブラウンジが予想以上に快適だった
→ 紅茶ひとつでも丁寧にサーブしてくれる
→ スタッフのホスピタリティが高く、心地よい時間を過ごせた - 朝食が無料でこのクオリティは破格
→ レストラン「ブラッスリー・デュ・ケ/喫水線」のビュッフェは味・品数ともに上質
→ 今までで一番美味しいと感じるほど、幸せな朝食時間を体験 - レイトチェックアウトで時間に余裕が持てた
→ 最大16:00まで滞在できるのは、予定に追われず本当にありがたい - アップグレードは控えめでも満足感は高い
→ 特典全体の質が高く、多少の客室アップグレードがなくても不満はなし - トータルで見ると“プラチナで本当に良かった”と思える滞在
→ 滞在の満足度を底上げしてくれる“特典の積み重ね”が効いていた
ウェスティンクラブラウンジ|落ち着いた空間で過ごす特別な時間

今回の滞在で特に気に入ったのが、22階にあるウェスティンクラブラウンジ。

ウェスティン横浜のクラブラウンジは、ただ「ラウンジで過ごす」というレベルを超えていて、一つひとつの空間に意味と美しさがある、そんな場所でした。


ラウンジに足を踏み入れると、まず感じるのは、洗練された静けさと、柔らかな光に包まれた空間の広がり。
中央に立ち、ゆっくりと視線を巡らせると、窓から差し込む自然光、整えられたソファ席、落ち着いた色合いのインテリアが織りなす上質な時間が流れていきます。
グループでも、一人でも過ごしやすいちょうどいい距離感が保たれていて、自然と会話の声も落ち着きます。
全体の色調も柔らかく、木の温かみと間接照明のバランスが絶妙で、時間を忘れてしまいそうな心地よさです。


モダンなアートと書籍が並ぶシェルフもあり、まるでギャラリーのような静けさ。美術館に来たような気分で、ページをめくるだけでもちょっとした贅沢でした。
日常から少し離れて、自分だけのくつろぎのひとときを過ごすのに、ぴったりの場所です。


ラウンジの奥に進むと、ドリンクコーナーが設けられています。
コーヒーや紅茶、ジュース類に加え、時間帯によってはアルコールも用意されており、滞在中、いつでも自由に楽しむことができます。
奥のキッチンカウンターを備えた開放的なスペースでは、時間帯ごとに軽食やドリンクが並び、まさに「暮らすようにくつろげるラウンジ」そのもの。
夕暮れ時には、窓の向こうに広がる横浜のビル群が少しずつオレンジ色に染まっていく様子も楽しめて、とにかく視覚も感覚も満たされる空間でした。
マリオットボンヴォイの上級会員(プラチナエリート以上)、または対象ルーム宿泊者のみが利用できるラウンジで、横浜の街並みやみなとみらいを眺めながら、静かにゆったりと過ごせる「大人の空間」です。
ラウンジサービス一覧(2025年1月時点)
営業時間は朝6:30から夜22:00までと長く、時間帯によって提供されるサービスが変わります。
時間帯 | 内容・サービス内容 |
---|---|
6:45~10:45 | 朝食「Eat well」コンセプトのブッフェスタイル |
11:00~17:00 | デイスナック(クッキー、フルーツ、コーヒー・紅茶など) |
17:30~19:30 | カクテルタイム(アルコール、ホットミールなど) |
19:30~21:30 | コーディアルタイム(落ち着いた雰囲気でグラス片手に過ごせる時間) |
~22:00 | 通常営業(ドリンクや軽食など) |
📌 注意点
- カクテルタイムは混雑時2部制になるので、希望の時間帯がある方は早めに相談すると安心です。
- 小さなお子さま連れは制限がある場合があるので要確認(基本は12歳以上)。
- ミーティングスペースは2時間まで無料、それ以降は有料とのこと(宿泊者以外も有料)。
ホテルのラウンジというとちょっと堅苦しいイメージもありますが、ウェスティン横浜のラウンジはほどよくカジュアルで上品な空間でした。



静かに過ごしたい方、景色を楽しみながらのんびりしたい方には本当におすすめです。
クラブラウンジのホスピタリティがとにかく素晴らしい
クラブラウンジでも、朝食会場「季粋」でも、スタッフの方々が「何かお飲みになりますか?」と積極的に声をかけてくださり、紅茶ひとつとっても、ホテルの方がTバッグを丁寧に淹れてサーブしてくれるという細やかさ。



これは私にとってはじめての体験で、非常に印象に残りました。 また、滞在中も常に笑顔で自然体に話しかけてくださる姿勢に、本物のホスピタリティを感じました。
【クラブラウンジレビュー】ウェスティン横浜のカクテルタイムは前菜レベルの満足感
ウェスティン横浜のクラブラウンジといえば、静かな空間で過ごす上質なひとときが魅力ですが、 実はカクテルタイムに提供されるフードのクオリティがとても高いという点も、見逃せないポイントです。
今回は、私が実際に訪れた際のカクテルタイムの様子をレビューとしてご紹介します。
ラウンジ料理の印象




いわゆる“おつまみ”レベルではなく、手が込んだ前菜のようなラインナップがとても好印象。 盛りつけも丁寧で、どれも「ラウンジフード」の域を超えていると感じました。
スタッフの方々の対応も丁寧で、飲み物のオーダーにもすぐ気づいてくださるなど、ホスピタリティも抜群。



「せっかくなら、夕食はラウンジで軽く済ませたい」という方にとっては、 お腹も心も満たされるカクテルタイムになると思います。




























特に美味しかったのはこの二つ


■ 青さのりとうふ
磯の香りがしっかりと立ち、お酒が進みそうな味わい。見た目は控えめながらも、ひと口で和の香りが広がります
■ おからサラダ
春らしいさっぱりとした風味で、油っこい料理が多くなりがちなラウンジの中で、嬉しいアクセント。



ラグジュアリーホテルのクラブラウンジに期待するのは、空間だけではなく、“食”も大事な要素。 ウェスティン横浜のカクテルタイムは、そんな期待をきちんと超えてくれました。
朝食会場「季粋」での贅沢モーニング
朝食は「ブラッスリー・デュ・ケ/喫水線」でいただきました。
落ち着いた雰囲気の中でいただけるビュッフェスタイルの朝食は、これまでで一番おいしいと感じた朝食と言っても過言ではないほど、感動の連続でした。
特に美味しかったのはこの3つ。


- ラベンダーの香りがふんわり広がるクランベリージュースはホテルらしい上品さ


- 味がとにかく濃くて、スーパーで売っているものとは全く別物。
- ひとくち飲んだ瞬間、「プロの味だ…」と心の中で唸ってしまいました。


- 外はカリッと焼かれていて、中はとろっとろ。
- 絶妙な火入れに思わず感動。
全体的にどの料理も「なんとなく出している」感じがなくて、ひとつひとつ丁寧に作られていることが伝わってくる内容。
パンコーナー














洋食


















サラダコーナー






















シリアル&オートミールコーナー






















和食コーナー













朝からとても幸せな気分になれる時間で、「朝食をここで食べるためにまた泊まりたい」と本気で思いました。
これだけのクオリティの朝食を無料でいただけたのは、マリオットボンヴォイの上級会員特典(プラチナエリート以上)のおかげ。
「季粋」での贅沢なモーニングが、追加料金なしで楽しめるというのは、このステータスのありがたみを改めて実感する瞬間でした。
💳 Marriott Bonvoyアメックスをもっと詳しく知りたい方へ
上質なホテルに無料アップグレードされたり、朝食が無料になったり、私の旅が大きく変わったのは、この1枚を持った瞬間からでした。
旅行が好きな方には、本気でおすすめできる1枚です。
実際に使ってきたからこそ言えるのですが、「持ってないのはもったいない」と思えるほど、旅の質が変わります。
チェックアウト後も快く対応してくれた
17:30からウェスティンホテル横浜内の23階にあるレストラン「アイアンベイ」で夕食を予約していたのですが、チェックアウトの16時にその旨を伝えると、チェックアウト後もラウンジに17:30まで滞在させていただけました。



こうした柔軟で丁寧な対応が、滞在の満足度をさらに高めてくれたと感じます。
グリル料理レストラン「アイアン・ベイ」でステーキディナーを堪能


アイアンベイの店内は、洗練と温かみが同居する上質空間
今回の“ちょっと背伸びのホテル旅”の締めくくりは、ホテル内にあるグリル料理レストラン「アイアンベイ」。
木のぬくもりと洗練されたインテリアが印象的な店内は、モダンで落ち着いた雰囲気の中に、ほんのりと温かみが漂う空間です。
席の間隔もゆったりしており、窓側のテーブルからはみなとみらい方面の夜景を望むことも。
早めの時間帯に訪れると、静かで落ち着いた空気が流れ、料理に集中できる穏やかなひとときを過ごせます。
この日のディナーで私が予約したのは、季節限定の「【12/4~3/2】ウィンターSMOKE 4品コース」。
プラン料金:9,000円 × 2人 = 18,000円
地元の素材をふんだんに使ったシンプルながら贅沢な料理たちは、ひと皿ごとに静かな感動を与えてくれる内容でした。
料理はこのような構成で提供されました。
ウェルカムドリンク(シャボン玉)



食前酒のシャボン玉を割るとスモークの香りがふんわり。期待が高まるスタートでした。
シェフからの贈り物
シェフからの贈り物です1品目です。
細いのが「胡麻のチュロス」。
丸いのが「コロッケ」で、中に栗のピューレとトリュフが入っています。
こちらは手で掴んで食べます。



びっくりするくらい美味しかったです 。
イカ墨のブリオッシュ
シェフからの贈り物が出されたあと、コースが始まる前にもう一品。
運ばれてきたのは、黒く艶やかな「イカ墨のブリオッシュ」と、それに添えられた特製のバター。
このバターが本当に特別で、ただのバターとは全くの別物。
使われているのは横浜で採れたお米と蜂蜜、そして横浜醤油。
上からふわっと振りかけられたパウダーは、神奈川県西原市の玄米と玄米茶葉で作られたものだそう。
香ばしくてふんわり甘く、そこにかすかにお醤油のコクが重なって、思わずうっとりするような味わいでした。
まだコースが始まってもいないのに、「このお店、すごい」と心の中で声が漏れた瞬間。



地元の素材へのこだわりと、遊び心ある構成に、食事への期待が一気に高まりました。
神奈川産天然カンパチのタタキ〜温州みかんポン酢とともに〜
前菜として登場したのは、神奈川産の天然カンパチのたたき。
しっとりとした身に、爽やかさを添えてくれるのが、自家製の温州みかんポン酢。
酸味が取れたまろやかな味わいで、素材の良さをしっかり引き立ててくれます。
さらに、カンパチの上には温州みかんの果肉、大根のリボン、そしてキャビアオリーブが美しくあしらわれていて、そのビジュアルにも思わずうっとり。
最初のひと皿にふさわしい、爽やかさ・旨み・遊び心が絶妙に合わさった一品。



すでに“来てよかった”と感じる前菜でした。
薪火でローストしたカボチャのブルテ
続いての一皿は、見た目からして温かみのある薪火料理らしい一品。
右手には、カボチャのフレンチトーストが四角くカットされていて、上にはふんわりとしたサワークリームがトッピング。
外は香ばしく焼かれていて、中はしっとり。ほんのり甘さのある優しい味わいです。
左手に添えられていたのは、ベーコンのチャツネ。
チャツネとは果物や野菜などを煮詰めて作る、スパイス香る“塩気のあるジャム”のようなもので、ベーコンの旨みと甘じょっぱさが口の中でじんわり広がります。
仕上げにローストしたカボチャのブルテ(濃厚なスープ)をそっと注いでくれる演出。



温かく、なめらかで、どこか懐かしいのに新しい。
甘さと塩味のバランスが見事で、素材の使い方の上手さをしみじみと感じさせる一皿でした。
横濱牛フィレとサーロイン~異なる魅力を楽しんで〜
メインディッシュは、コースの中でも特に楽しみにしていた横濱ビーフのロースト料理。
横濱牛フィレ(150g)(+6,000円)
赤身ならではのやわらかさと上品な味わいが印象的で、口に入れた瞬間にスッとほどけるような食感。
控えめな脂が、じんわりと旨みに変わっていく感じがとても好みでした。
横濱ビーフ サーロイン(150g)(+6,000円)
こちらは程よく脂がのっていて、ジューシーさと香ばしさがしっかりと感じられる仕上がり。
お肉自体の甘みが引き立ち、口に残る余韻も豊かでした。
お肉の外側はほんのり黒みがかっていて、一瞬「焦げ?」と思うかもしれませんが、これは竹炭のパウダーとマリネ液をまとわせたあと、グリル機でじっくりと低温調理されているからだそう。
炭の香ばしさとマリネの旨みが凝縮され、外は香り高く、中はしっとり柔らかく仕上がっています。
さらに、お肉の下に敷かれていたのは、コンテチーズ入りの焼きリゾット。
すだちの自家製ふりかけが爽やかなアクセントになり、重たくなりがちなメインディッシュを最後まで美味しく楽しませてくれる工夫が光っていました。



部位が違うだけで、こんなにも印象が変わる。
横濱ビーフの奥深さを存分に味わえる一皿でした。
デザート 〜食後の余韻までも上質に〜
コースの最後は、2種類から選べるデザート。
どちらもシンプルなのに印象深く、食後のひとときを静かに満たしてくれる一皿でした。
竹炭のクレープ
見た目はしっとりと黒く、シックな印象のクレープ。
中には特製のミルクティームースが包まれていて、なめらかに口の中に広がります。
上にはフレッシュな八朔(はっさく)がトッピングされていて、さわやかな酸味が全体を引き締めるアクセントに。
添えられていたのは、香ばしいきな粉のアイスクリーム。
やさしい甘さがふわっと広がり、和のエッセンスを感じる組み合わせに心が和みました。
紅玉のタタン
紅玉りんごを使ったタルトタタン。
印象的だったのは、あえて薄く仕上げられたタルト生地で、驚くほど軽やかなサクサク食感。
しっかり焼き込まれた紅玉の甘酸っぱさとも絶妙にマッチしていました。
添えられたアイスは、なんとフランスパンを細かくパウダー状にして練りこんだ“パンのアイス”。
カリッとしたタルトと、ほのかに香ばしいパンの風味が合わさることで、ひと口ごとに新鮮な驚きがありました。



どちらもただ甘いだけではなく、素材の良さと遊び心が感じられる仕上がり。
最後のひと皿まで、期待を裏切らない「大人のご褒美ディナー」でした。
まとめ|アイアンベイは“早めの時間”がおすすめ
ホテルステイの締めくくりにふさわしい、味・香り・演出すべてが洗練されたコース料理を楽しめる「アイアンベイ」。
ローカル食材の魅力を丁寧に引き出し、遊び心のあるプレゼンテーションとともに味わえる、記憶に残るディナー体験となりました。
特に印象的だったのは、カンパチのたたきに添えられたキャビアオリーブの弾ける食感や、炭の香りが漂うお肉のロースト。
そして、素材の新しい組み合わせにワクワクさせられるデザートまで、ひと皿ごとにストーリーがあると感じさせてくれるコースでした。
ただひとつ注意点があるとすれば、時間帯によって店内の雰囲気が大きく変わること。
私が訪れた日は、19時を過ぎたあたりから来店客が一気に増え、店内はかなりにぎやかに。
声が反響しやすい構造もあり、せっかくの料理やサービスに集中しにくいほどガヤガヤしてしまう場面もありました。



静かに食事を楽しみたい方や、ゆったりとした雰囲気を求める方には、早めの時間(17:30スタートなど)での予約を強くおすすめします。
まとめ|“また帰ってきたくなる”ウェスティン横浜の滞在体験
今回の「ちょっと背伸びのホテル旅」は、Marriott Bonvoyのポイントと現金を併用しての宿泊でした。
宿泊前は“ラウンジがある新しめのホテル”くらいの感覚だったのですが、実際に訪れてみると、その期待は丁寧なホスピタリティと上質な空間、そして食の楽しさによって大きく上回られました。
特に、クラブラウンジでの接遇や、レストラン「アイアンベイ」でのディナーは、スタッフの細やかな気配りや素材へのこだわりがひしひしと伝わるもので、単なるホテル滞在を超えた「記憶に残る時間」を過ごすことができました。
✅ 良かったところ
- クラブラウンジのスタッフのホスピタリティが素晴らしい(丁寧・気さく・気配り◎)
- 朝食「季粋」のビュッフェが本当に美味しく、満足度が高い
- お部屋も新しく清潔感があり、みなとみらいの景色も◎
- アイアンベイでのディナーが味・演出ともに記憶に残る内容
- マリオットボンヴォイの上級会員特典(プラチナエリート以上)によるラウンジアクセスや朝食無料の恩恵が大きい
⚠️ 気になったところ
- 夜のクラブラウンジやレストランは19時を過ぎるとかなり賑やかで騒がしくなる
→ 静かに過ごしたい方には17:30などの早い時間帯の利用がベター - 客室のアップグレードは控えめ(とはいえサービスで十分カバー)
【こんな人におすすめ】
- 接客やおもてなしを重視するホテル選びをしたい方
- クラブラウンジ付きの滞在を気軽に体験してみたい方
- マリオットボンヴォイの上級会員特典(プラチナエリート以上)を最大限に活かしたいMarriott Bonvoy会員の方
- 非日常を味わいながらも、落ち着いた時間を大切にしたい方
マリオットのホテルを“お得に贅沢に”楽しむなら…
今回の滞在では、Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアムカードのポイントを使って宿泊費を大幅に抑えながら、クラブラウンジや無料朝食、レイトチェックアウトなどの特典を思う存分活用することができました。
このカードがあれば、
- 毎年15泊分の宿泊実績
- マリオットボンヴォイの上級会員(プラチナエリート以上)への近道
- ホテルポイントの貯まりやすさ
- 空室アップグレードや無料朝食
など、「自分では手が届かないと思っていたホテルステイ」を現実に変える力があります。



ラグジュアリーホテルを、もっと身近に。
ぜひ、あなたも“ちょっと背伸びの旅”を始めてみてください。
💳 Marriott Bonvoyアメックスをもっと詳しく知りたい方へ
上質なホテルに無料アップグレードされたり、朝食が無料になったり、私の旅が大きく変わったのは、この1枚を持った瞬間からでした。
旅行が好きな方には、本気でおすすめできる1枚です。
実際に使ってきたからこそ言えるのですが、「持ってないのはもったいない」と思えるほど、旅の質が変わります。
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